Microsoftは米国時間2020年6月1日、Azure Mapsの一機能であるAzure Map Creatorをプレビュー版として公開した。Azure Mapsや他のMicrosoft Azureサービスと組み合わせ、地図作成を支援する機能だが、同社は「既存のデータを利用して、屋内マップの作成および管理が可能。建設段階または改造段階では、CADツールで作成したデータを読み込み、地図データに変換できる」と公式ブログで説明する。Azure Maps Indoor Maps moduleやAzure Maps SDK、Azure Digital Twinsなど各種サービスを組み合わせることで、屋内マップの視覚化が可能だ。

Microsoft Azure各種サービスを組み合わせた屋内地図。Microsoftは活用例として「カメラや無線LANがカバーする領域を表す論理空間を作成し、プリンターや消火器を見つけやすくする機器の場所を追加できる」と説明した(公式ブログより抜粋)

なお、MicrosoftはAzure MapsやBingの地図データにTomTomが持つトラフィックデータを組み込むことを2019年2月に発表しているが、米国時間2020年6月1日からBing Mapsプラットフォームへの本格移行を開始した。本影響は日本、韓国、中国を除く世界各国におよび、Bing MapsおよびMicrosoft Azureの主要位置情報データプロバイダーであるTomTomとMicrosoftのパートナーシップ拡大はAzure Mapsにも影響をおよぼす可能性が高い。

阿久津良和(Cactus)