久々のチーム練習に笑顔を見せるミシャ。ここから徐々に強度を上げる予定だ。(C)2020 CONSADOLE

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 6月1日、J1の札幌がチーム練習を再開させた。

 新型コロナウイルスの影響で活動を休止していたなか、4月13日以来、約1か月半ぶりの再始動だ。

 ミシャことペトロヴィッチ監督も喜びはひとしおだったようで、「選手たちは子どものような存在。長い間、会えなかった子どもたちに会えた。そういう印象でした」と笑顔を見せた。

 もっとも不安はある。J1の再開は7月4日に決まり、準備期間は約1か月。再度、コンディションを上げる必要があるが、この期間をどう活用するのか。
 
 この日の練習は「ボールを使ったトレーニングと、走るトレーニング」を行なったようで、「サッカーはやはり走ることがベースなので、今週はしっかりボールを使いながら、コンディションを上げていきたいです」と指揮官は説明。そして今後のプランも明かした。

「(リーグ再開後は)過密日程のなかで進むはずなので、この準備期間でハードなトレーニングを積んで、そこを乗り越えられる身体作りをしなくちゃいけない。この5週間はしっかりハードな練習をしながら、準備を進めたいです」

 中断期間ではGKク・ソンユンの移籍、アンデルソン・ロペスのブラジルへの帰国などアクシデントもあった。ただ、現在のチームには自信を覗かせる。

「仕事をして長いので、選手の入れ替わりは常にあると分かっています。ただ2人がチームを離れたのは、痛手でありますが、私自身いるメンバーで戦っていかなくてはいけないと思います。いないことを嘆いても何も始まらない。我々には良い選手がいて、良いチームがあると常々思っているので、そのなかで良い戦いを見せたいです」

 開幕前に掲げた今季の目標は「トップ3入り、そしてタイトル」。イレギュラーなシーズンとなったが、“ミシャ・コンサドーレ”がさらなる進化を目指し、再スタートを切った。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)