AOI TYO Holdings(3975)、“体験型”株主優待の 中止と、2020年12月期の中間配当の「無配」を発表! 新型コロナ感染拡大を防止するため今期の中止を決定

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 広告制作を手掛けるAOI TYO Holdings株式会社が、株主優待の一部変更と2020年12月期の配当予想の修正を、2020年5月29日の15時30分に発表した。

 AOI TYO Holdingsの株主優待は、毎年6月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「500株以上の保有で『QUOカード』(3000円分)、1000株以上の保有で『QUOカード』(5000円分)、2000株以上の保有で『オリジナル優待カタログ』(1万円分)を贈呈。また、500株以上の保有で、抽選で『体験型オリジナル株主優待』を実施(※要申し込み・2019年6月末の株主優待では、アニメーションスタジオ見学会が実施された)」というものだった(※2020年2月に、2021年6月末から、株主優待を獲得するために1年以上の継続保有が必須となることが発表されている)。
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 今回の発表によると、2020年6月末の株主優待については、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に、「体験型オリジナル株主優待」が中止されるという。

 また、AOI TYO Holdingsは株主優待の変更と同時に、2020年12月期の配当予想を修正。前回予想では、中間配当8円、期末配当12円の予想だったが、今回の発表によると中間配当は無配、期末配当の予想は未定に修正される。

AOI TYO Holdingsの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
基準日 保有株式数 株主優待内容
6月末 500株以上
1000株未満
◆QUOカード(3000円分)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
1000株以上
2000株未満
◆QUOカード(5000円分)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
2000株以上 ◆オリジナル株主優待カタログ(1万円相当)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
◆2020年6月末のAOI TYO Holdingsの株主優待の内容
基準日 保有株式数 株主優待内容
6月末 500株以上 QUOカード(3000円分)
1000株以上 QUOカード(5000円分)
2000株以上 オリジナル株主優待カタログ(1万円相当)
◆2021年6月末以降のAOI TYO Holdingsの株主優待の内容
基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容
6月末 500株以上
1000株未満
1年以上 ◆QUOカード(3000円分)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
1000株以上
2000株未満
1年以上 ◆QUOカード(5000円分)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
2000株以上 1年以上 ◆オリジナル株主優待カタログ(1万円相当)
◆体験型オリジナル株主優待(抽選)
備考 ※継続保有期間1年以上とは、毎年6月30日及び12月31日の株主名簿に同一の株主番号で、
 500株以上の保有が3回以上連続して記載または記録されていることを指す。各基準日に
  おける保有株式数が一度でも500株を下回った場合は対象外となる。
※「オリジナル優待カタログ」では、掲載されたグルメ商品などのほか、優待相当額の
  「QUOカード」や社会貢献活動への寄付から、希望のものを選択できる。
※「体験型オリジナル株主優待」は、自社グループ見学会およびワークショップの招待を予定。

AOI TYO Holdingsの株主優待優待利回りは?

 AOI TYO Holdingsの2020年5月29日の株価(終値)は505円なので、株主優待利回りを計算すると、以下のようになる。

(500株保有の場合)
投資金額:500株×505円=25万2500円
優待品:QUOカード3000円分
優待利回り=3000円÷25万2500円×100=1.18%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×505円=50万5000円
優待品:QUOカード5000円分
優待利回り=5000円÷50万5000円×100=0.99%

(2000株保有の場合)
投資金額:2000株×505円=101万円
優待品:優待カタログ1万円相当
優待利回り=1万円÷101万円×100=0.99%

 AOI TYO Holdingsの株主優待は、「QUOカード」と「オリジナル優待カタログ」と「体験型オリジナル株主優待」だったが、今回の変更により2020年6月末については「体験型オリジナル株主優待」が中止になってしまった。今のところ来期(2021年6月末分)には再開されるとみられるが、抽選の株主優待とはいえ、過去にはアニメーションスタジオ見学など、魅力的な体験が用意されていたため、残念に思う個人投資家は多そうだ。
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 AOI TYO Holdingsは、AOIPro.とTYOの統合により、2017年に誕生。テレビCMの制作では、国内トップシェアを誇る。5月29日に、これまで未定としていた2020年12月期の第2四半期の連結業績予想を発表。売上高は245億円(前年同期は306億3600万円)、営業利益は10億円の赤字(前年同期は8億1600万円の黒字)、経常利益は11億円の赤字(前年同期は6億3700万円の黒字)、四半期純利益は12億円の赤字(前年同期は2億5700万円の黒字)。通期の連結業績予想は未定としている。

■AOI TYO Holdings
業種コード市場権利確定月
情報・通信業3975東証1部6月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
505円500株25万2500円
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※株価などのデータは2020年5月29日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。