決勝ゴールを決めた鎌田大地【写真:Getty Images】

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前節は通算25戦目でブンデスリーガ初ゴールをマーク

 海外サッカー、ブンデスリーガ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は30日(日本時間31日)、ボルフスブルク戦で決勝ゴール。2-1の勝利に貢献した。2試合連続ゴールと躍動中の23歳について、地元ドイツメディアも「突然のカマダ」「歓喜をもたらす」など続々と報じている。

 鎌田は長谷部誠とともに先発出場すると1-1の後半40分、ゴール前で味方がヘディングで落としたところに走り込み、左足で決めた。ゴール後は喜びを爆発。雄たけびをあげてガッツポーズも飛び出した。

 2戦連続ゴールを決めた鎌田について、地元メディアも続々と報じている。ドイツ紙「ビルト」は「アイントラハトの日本人選手、長いノーゴールから突然のカマダ」と見出しを打って報じている。

 ブンデスリーガ通算25試合目の出場で待望の初得点を記録した前節に続くゴール。長いトンネルを抜け、爆発の予感漂う鎌田について記事では「アイントラハトの指揮官アディ・ヒュッターにとっては、ゴールラッシュも驚きではない。『(鎌田は)ツキに見放された場面が多々あったが、頑張ってきたことが報われた』」とヒュッター監督の言葉とともに伝えられている。

 このほかドイツ専門誌「キッカー」の選評では「カマダがアイントラハトに歓喜をもたらす」と評価。欧州衛星放送局「ユーロスポーツ」ドイツ版でも「日本人選手は、落ち着いて決勝点をゴール右に押し込んだ」と報じられた。(THE ANSWER編集部)