サポーターとの交流イベントに登場した成瀬。リーグ再開への意気込みも語った。

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 中断期間で、名古屋の恒例企画となりつつある、選手とサポーターのオンライン交流イベントが5月29日に行なわれ、ユースから昇格して2年目の19歳、成瀬竣平が登場した。

 イベントの数時間前には、J1の再開が7月4日に決定。サポーターからも意気込みを訊かれた成瀬は「どこに向けて走り出して良いか決まったので、まだ1か月ちょっとありますし、そこに向けてしっかり時間を使って自分の調子を上げていきたいです。やっぱり再開が決まったことでやることが明確になったので嬉しいですし、早く試合がしたいです」と力強く語った。

 今季は数人の怪我人が出たこともあり、公式戦初戦となったルヴァンカップの鹿島戦、リーグ開幕戦の仙台戦に右SBとして先発出場。評価を高めている。

 だからこそ「確立された選手ではないので一からのスタートだと思っています」と前置きをしつつ、「同じポジションの選手には負けたくないです」とレギュラー獲得への想いを口にする。宮原和也、吉田豊ら経験豊富な先輩をライバルにするも、さらなる成長を誓う姿は頼もしい限りだ。
 さらに開催が1年延長された東京五輪に向けても「口ではオリンピックは行きたいと簡単には言えますが、本気で目指すなら試合にスタメンで出ていないといけませんし、やっぱり過程が大事。試合にしっかり出続けられれば目指せると思うので、自分でやれることをやっていきたいです」と気持ちを新たにした。

 サポーターと触れ合う貴重な機会を得て、パワーも充電できたようだ。

「チームを応援してもらうのが一番なんですが、ひとりずつファンの方と会話して、応援していると言っていただけるとやっぱり嬉しいです。今後、試合に臨んだ際に改めて一人ひとりに後押しされているんだなと感じることができると思います」

 今回のイベントで印象深かったのは19歳とは思えない成瀬のしっかりした回答で、向上心の強さも窺わせた。多くの応援を背に今後、どう成長するのか楽しみだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)