米歌手のテイラー・スウィフトさん。米ニューヨークで(2019年12月16日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP

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【AFP=時事】米北部ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で警察に身柄を拘束された黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が死亡した事件をめぐり、米人気ポップ歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんが29日、抗議のデモ参加者への発砲を示唆したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を批判した。

 スウィフトさんはツイッター(Twitter)で、「就任してからずっと白人優位主義と人種差別の火をたきつけてきた。厚かましくも道徳的優越感を装った後に暴力で脅すのか」と述べた。スウィフトさんはツイッターで8600万人のフォロワーを持つ。

 トランプ氏は「略奪が始まれば、銃撃が始まる」とツイッターに投稿し、物議を醸している。この発言に対してスウィフトさんは「私たちは11月に投票によってあなたを退陣させる」と明言した。

 トランプ氏は、ミネアポリスで発生している警察に対する暴力的な抗議デモについて、デモ参加者を「略奪者」と呼び、軍隊を送ると警告していた。

 この投稿に対してツイッターは、「暴力の賛美」に当たり、自社の規則に違反するとして非表示にするという前例のない措置を取った。

 アフリカ系米国人に対する警察の暴行に抗議する暴動は29日、3日目の夜を迎え、ミネアポリスとセントポール(St. Paul)に数百人の兵士が配備された。

 抗議活動の起点となった事件が起きたのは25日。手錠をかけられ地面に横たわったフロイドさんが、警官から5分以上も首を膝で押さえつけられて死亡した。この時の様子が動画に撮影されていた。 

 若くして大きな名声を獲得したスウィフトさんは、数年前から政治的発言をするようになり、過去にもトランプ氏を批判。2018年の中間選挙ではテネシー州の民主党候補への支持を表明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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