Microsoftは米国時間2020年5月28日、VMware Workstation ProとHyper-Vの共存を公式ブログを通じて歓迎した。Hyper-Vハイパーバイザーを有効にした環境でも、VMware Workstation ProやVMware Playerを実行し、各ハイパーバイザーで仮想マシンが稼働できる。これらの恩恵を受けるにはWindows 10 バージョン2004以降、およびVMware Workstation Pro 15.5.5が必要となる。

Hyper-V仮想マシンを起動しながら、VMware Workstation Pro 15.5でゲストOSを実行した状態

2019年8月に開催したVMworld 2019では、WindowsハイパーバイザープラットフォームのAPIを利用するVMware Workstation Proの開発に着手することを表明しており、現在テスト中のVMware Workstation Tech Preview 20H2でも、Hyper-Vハイパーバイザーとの共存を実現していた。VMwareは公式ブログで、「VMwareハイパーバイザーをユーザーレベルで実行し(中略)、ゲストOSの実行を管理している」と説明している。

なお、Workstation Tech Preview 20H2では、DirectX 11のサポートや、ゲストOSによる32コアプロセッサーおよび128GBメモリーまでの対応。グラフィックレンダリングの見直しによるゲストOSのセキュリティ強化を図っている。

阿久津良和(Cactus)