日本ユニシスは5月29日、日本海コンサルタントと共同でコンクリート橋梁などの点検・診断業務の省力化と

品質向上を実現するシステム「Dr.Bridge」の提供を6月から開始すると発表した。

「Dr.Bridge」の概要

同システムは、カメラで写真を撮り簡単な情報を入力するだけで、AI が橋梁の劣化要因や健全度を診断するサービス。人間の認識・判断を再現する空間認識プラットフォーム「BRaVS Library」と「BRaVS

Platform」を利用している。

提供するサービスは「基本診断サービス」と「簡易診断サービス」の2つ。基本診断サービスは橋梁単位で業務・橋梁情報・点検写真などの登録・管理、劣化要因および健全度のAI自動診断、診断結果の保存・出力、点検調書出力など、定期点検業務を支援。簡易診断サービスは、点検写真の登録、劣化要因および健全度のAI自動診断、診断結果を出力する。

日本ユニシスは日本海コンサルタントとの数年にわたる共同研究により、技術者の診断と同程度の精度を実現しているほか、橋梁点検業務において高度な知識を必要とする劣化要因と健全度の判定を自動化し、若手技術者でも実施可能な作業範囲を拡大できるという。また、点検調書の自動作成により、診断後の業務負荷を低減し業務効率化を実現するとしている。

今後、日本ユニシスは同システムの機能拡充などを順次進め、5年間で全国7万橋梁への適用を目指す。