オンラインで取材に応じた柿谷と藤田。トレーニング再開の喜びを語った。画像はスクリーンショット

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 セレッソ大阪の柿谷曜一朗と藤田直之のふたりが29日、オンラインで複数メディアの取材に応じた。

 4月初めから活動を休止していたチームだが、5月25日から舞洲グラウンドでのトレーニングを再開している。久しぶりのチーム活動に柿谷は「仲間と一緒にグラウンドでボールを蹴るということが、今までは普通のことだったのに、それが普通じゃなかったんだなと。1日1日、練習だったりみんなと過ごす日を大事にしたいと思った」と喜びを語る。

 また藤田も「この1、2か月間、思った以上にストレスがあった。今週みんなと顔を合わせてトレーニングして、やっぱり楽しかったし、気分も晴れやかになる。今まで当たり前だったことがやっとできて、今までの有難みを再確認できた」と振り返る。

 ただ約2か月弱のブランクは大きく、コンディションについては、藤田が「初日にボールを触った時に、少しパスのズレが生じたり、感覚が鈍っているのは感じたりした」と言うように、ややなまりがあるようだ。
 
 もっとも、それが不安にはなっていない。藤田が「トレーニングして今は徐々に戻りつつある」と言い、柿谷は「外はかなり暑いので、コンディションは戻りやすい。ちょっと身体を動かすだけでも汗をかくので、一気にトップパフォーマンスになっていくんじゃないかと思う。それに、やっぱりみんなサッカーができなかった分、積極的に身体を動かしているので、いつ再開してもいいように準備はできると思う」と、自信をうかがわせる。

 リーグの再開は7月初めに見込まれているが、当面は無観客での開催が予想される。それは、ファン・サポーターだけでなく、やはり選手にとっても影響は小さくない。柿谷は言う。

「試合をスタジアムで見てもらう、凄いプレーを目に焼き付けてもらうことが、自分がサッカーをやっている意味、やりがいでもある。映像だけというのは少し自分も寂しいし、感動が半減してしまうと思う」

 一方で「映像だからこそ、巻き戻して見たくなるようなプレー、得点シーン、最後まで目が離せない試合、諦めない戦いを違った形で届けられる。そういうプレーを多くできたらと思います」と理解を示し、意気込んでいる。

構成●サッカーダイジェスト編集部