レンジャーズ、ハジJrの買取オプションを行使!「このユニフォームをもう1度着れることに興奮している」

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レンジャーズは27日、ヘンクからレンタルで加入していたルーマニア代表MFヤニス・ハジ(21)の買取りオプションを行使したことを発表した。契約期間は長期となっている。

ルーマニア史上最高のレフティであり、そのテクニックから“東欧のマラドーナ”の異名をとったゲオルゲ・ハジ氏を父に持つハジは、父が指揮を執る母校のヴィトルルでキャリアをスタート。フィオレンティーナ、ヴィトルルへの復帰を経て、2019年夏にヘンクへ加入した。

2020年1月にレンジャーズへとレンタル移籍で加わると、リーグは打ち切りとなったが、7試合に出場し1ゴール1アシスト。ヨーロッパリーグでは3試合に出場し、2ゴール1アシストを記録していた。

レンジャーズへの完全移籍が決まったハジは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「シーズンが始まる前にこのチームに再び加わり、このユニフォームをもう1度着れることに興奮している。他のクラブからも関心はあったけど、グラスゴー(ホームタウン)に戻って、レンジャーズでプレーすることをいつも優先してきた」

「僕はレンタル期間中、アイブロックス(ホームスタジアム)でのプレーを本当に楽しんでいた。ファンの前でプレーできることを楽しみにしているよ。だけど、今はレンジャーズファンと全てのファミリーが安全で元気であることを願っている」

また、スティーブン・ジェラード監督もハジの獲得を喜んだ。

「ヤニスはヨーロッパ全体でエキサイティングな選手として知られているから、完全移籍で獲得できたことは素晴らしいニュースだ」

「私はヤニスとすぐに関係を築くことができた。彼はトレーニングごとに学んでいる。上達する意欲があるから指導できることを嬉しく思う。彼はすでにアイブロックスでのプレッシャーや期待を経験している。来シーズンに向けた準備ができているだろう」