神戸を筆頭にJ1クラブはスポンサー収入や入場料収入が大幅増、カテゴリ間の格差は如実に

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 Jリーグは27日、45クラブの19年度クラブ経営情報開示の先行発表を行った。3月決算のクラブ(湘南、磐田、柏、YS横浜)やコロナ禍で決算確定が延期となったクラブ(水戸、栃木、東京V、横浜FC、山口、相模原)を含めた全55クラブの情報は7月に出そろう。

 営業収益はヴィッセル神戸がJ史上初の100億円の大台を突破。前年比では44クラブ(前年JFLの八戸は含まない)のうち28クラブが増収。15クラブが減収となった。

 ただしカテゴリで如実な差が出ている。J1クラブの減収は、大規模な赤字が発覚したサガン鳥栖、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪の3クラブのみ。17億7400万円の神戸を筆頭に、名古屋も14億2100万円を記録するなど、J1リーグ全体で68億円超を売り上げた。

 一方でJ2は9クラブが増収、7クラブが減収。リーグ全体では5億900万円。そしてJ3に目を向けると、増収が6クラブ、減収が5クラブ。リーグ全体では3億8100万円の減収となるなど、カテゴリ間の格差は広がった。

営業収益の推移

 営業収益の内訳で最も割合を占めるのが、スポンサー収入となる。前年比でみると、J1は32億5800万円、J2は4億6900万円、J3は1800万円といずれも増収。74億500万円で前年比11億9700万円増となった神戸を筆頭に、31クラブが増収となった。

スポンサー収入の推移

 また入場料収入は30クラブが増収。J1は全クラブが増収となり、最も売り上げたのは浦和レッズで23億円を計上。前年は落ち込んでいたが、17年度の数字に戻った。前年比の伸び率のトップはここでも神戸で4億2000万円増だった。

入場料収入の推移