東京都内の多く保育園が6月末(2020年)まで登園自粛とし、働く親たちが困惑している。なかには、「リモートワークなどで家にいる人は、家庭で自粛してください」と遠回しに登園拒否されるケースもあるという。

親たちは「会社を休めないし、在宅で仕事するなら自分で子どもを見てと言われても...。保育園に預けたいというのが本音です」「いきなり通常登園にするのは、感染リスクや先生がたの体制を考えると大変なのかな」と賛否両論だ。

江東区の保育園に子ども通わせている保護者は、「もし集団感染が起きたら、園の責任と言われてしまうからではないですか」と推測する。「臨時休園中も、仕事でどうしても家を空けないといけない保護者の子どもは預かっていました。登園自粛と臨時休園の差があいまいで、実際のところ、何も変わっていない感じです」と言う。

園児の集団感染も怖いし...

亀戸第4保育園の鈴木由貴園長は、保育園側の事情を明かす。123人の園児を預かっていて、臨時休園中のいまは登園している園児は1割ほどだが、6月からは60人ほどの予約がある。登園した園児の検温、おもちゃや食器の消毒、ぬいぐるみなどを滅菌庫で殺菌するなどの対策をしているが、不安はぬぐいきれない。

「保育園はお友達と関わって成長していく場所なので、それをなくしての保育は難しい」と鈴木園長はいう。園児同士を遊ばせつつ密を作らない状態にするのは難しく、登園自粛の要請もやむを得ないと言う。

金子恵美(元衆議院議員)「これまでも、『どうしても自宅で見れない方は預かります』というお願いベースでの臨時休園でした。背景にあるのは、保育園での集団感染で、衛生管理にかなり神経を使わないといけなくなってしまったことと、保育士も親ですから、休校措置で人員の確保ができなくなってしまったことです。今後はお子さんや園の従業員にもリスクがあると承知した上で、園と保護者の信頼関係に基づいて利用するか否かの判断をすればいいと思います」

山夕貴キャスター「園児の感染対策は難しいですよね。小さいお子さんに、ソーシャルディスタンス守ってって言うわけにもいきませんから」