地元静岡では“初仕事”となる風間氏。写真は名古屋監督時のもの。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 女子サッカーのチャレンジリーグに所属する静岡SSUアスレジーナは5月26日、クラブの公式ホームページで風間八宏氏とテクニカルアドバイザー契約を締結した事を発表した。

 昨季途中まで名古屋グランパスの監督を務めていた風間氏は静岡出身で、清水商業(現在は清水桜が丘)高校在学時に、1979年に日本で開催されたFIFAワールドユース選手権に日本代表として出場。その後筑波大学へ進み、卒業後はドイツに渡った。1989年に帰国しマツダSCに加入。Jリーグ発足に合わせ、名称が変更したサンフレッチェ広島で主将を務め、Jリーグ開幕節のジェフユナイテッド市原(現千葉)戦では開始1分にゴールを決めて、Jリーグの日本人初得点を記録。日本を代表するゲームメーカーとして活躍した。

 現役引退後は指導者の道に進み、桐蔭横浜大学サッカー部、母校の筑波大学蹴球部の監督を経て、12年4月にJ1の川崎フロンターレ監督に就任。17年には当時J2の名古屋グランパスの指揮官の座に就き、同年にプレーオフの末にJ1昇格に導き、19年の9月まで率いた。
 
 現在は、全国各地でサッカースクールや指導者講習会を監修開催している風間氏は、アスレジーナ就任に際して、クラブの公式ホームページで以下のようなコメント発表した。

「この度、静岡SSUアスレジーナのクラブテクニカルアドバイザーを務めることになりました、風間八宏です。地元静岡でともにサッカーに励んできた旧友の三浦哲治代表の強い熱意に押され、同じく旧知の仲である本田美登里監督と選手たちの新たな挑戦を、少しでもサポートできればと思いました。少年・少女からプロ選手、指導者まで多くの方々とつながっていく中で改めて感じてきたサッカーの楽しさ、面白さ、可能性を、みなさんと共有していけたらと思います」

 昨季のなでしこリーグ2部で最下位に沈み、3部リーグとなるチャレンジリーグに降格した静岡産業大学磐田ボニータは、2020年に運営母体の変更に伴い静岡SSUアスレジーナに名称が変更された。

“名将”風間八宏氏をテクニカルアドバイザーに迎え、新たなチーム名で、なでしこ2部復帰を狙う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部