(写真)県の担当者(左)に「県民投票条例」の制定を請求する「いばらき原発県民投票の会」の姜咲知子共同代表(同2人目)ら=25日、茨城県庁

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 東海第2原発(茨城県東海村)再稼働の賛否をめぐり、「県民投票条例」の制定をめざす「いばらき原発県民投票の会」(徳田太郎共同代表)は25日、全県で集められた8万6703人の署名を大井川和彦知事宛てに提出し、条例制定への本請求を済ませました。

 「会」の代表らは同日、集まった署名簿を県原子力安全対策課の担当者に渡し、大井川知事と面談しました。面談で徳田共同代表は「(再稼働の賛否を)みんなで考え、話し合う過程が生まれることが必要。県民の声を聞く手段として県民投票が最適だと思う」と強調。大井川知事は「法令にのっとって精査し、粛々と手続きを進めていきたい」と応じました。

 記者会見で姜(かん)咲知子共同代表は、集まった署名について「自分の思いや意見を反映してほしいという一筆一筆だ」と力説。鵜沢恵一共同代表は「9万人分の重みを感じている」と話しました。

 条例案は6月8日に始まる定例県議会で大井川知事が意見を付託した上で上程され、審議される予定です。