清水建設(1803)、2期連続の「増配」を発表して、 配当利回りは4.4%に! 配当額は6年で5.4倍に急増、 2020年3月期は前期比2円増で「1株あたり38円」に

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 清水建設は、2020年3月期の期末配当を「増配」すると、2020年5月25日の13時に発表した。年間配当額は前回予想の「1株あたり36円」から「1株あたり38円」に修正されて、配当利回り(実績)は4.40%となった。また、前期比での「増配」も確定し、清水建設は2期連続の「増配」を達成した。

 清水建設は、2020年3月期の期末配当(3月)を「20円」と発表。実施済みの中間配当(9月)は「18円」だったので、合計の年間配当額は「1株あたり38円」と確定した。

 2020年3月期の配当の前回予想は「1株あたり36円」だったので、前回予想より「2円」の増配となる。今回の増配発表により、清水建設の配当利回り(実績)は4.40%となった。

 また、清水建設の2019年3月期の配当は「1株あたり36円」だったので、前期比でも「2円」の増配となり、2期連続の増配となった。
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 清水建設は「中期経営計画〈2019-2023〉」において、配当方針を「長期的発展の礎となる財務体質の強化と安定配当(普通配当)の維持を基本方針としつつ、成長により稼得した利益を連結配当性向30%を目安に還元する方針」としている。この配当方針のもと、2020年3月期の業績を踏まえた結果、今回の増配が決まった形だ。

 ただし、2021年3月期については、業績予想を「新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を現時点で合理的に算定することが困難」であるため「未定」としており、配当予想も「未定」となっている。今回「増配」が発表されたのは、すでに権利が確定している2020年3月期の配当であり、今後の状況によっては減配や配当利回りが低下するリスクもあるので注意しておこう。

清水建設の過去10期の配当の推移は?

■清水建設(1803)の過去10期の配当の推移
年間配当額 年間配当額
2012/37円2017/326円
2013/37円2018/326円
2014/37円2019/336円
2015/38円2020/338円
2016/316円2021/3
(予想)

 清水建設は2019年3月期にも前期比で「増配」をしており、今回発表された2020年3月期の増配によって”2期連続増配”を達成した。
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 また、清水建設は連続増配期間こそ短いものの、ここ数年は増配傾向が続いているため、配当額の伸び具合にも注目しておきたい。増配傾向が始まる直前の2014年3月期から2020年3月期までの6年間で、清水建設の年間配当額は「1株あたり7円」から「1株あたり38円」まで、5.4倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、清水建設の株価は2014年3月の終値535円から2020年2月に記録した年初来高値の1176円まで、2.1倍に上昇している。なお、「コロナ・ショック」で株価は下落しているものの、それでも本日(2020年5月25日)の終値は862円なので、2014年3月の終値から1.6倍に上昇した水準で推移している。

■清水建設(1803)の株価チャート/月足・10年

清水建設の配当利回りは?

 清水建設の2020年5月25日時点の株価(終値)は862円なので、配当利回り(実績)は以下のようになる。なお、2021年3月期の配当予想は「未定」のため、配当利回り(予想)も「未定」となる。

【※清水建設の配当利回り】
株価:862円
年間配当額:38円
配当利回り=38円÷862円×100=4.40%

 清水建設の配当利回りは4.40%。2020年4月の東証1部の平均利回りは2.28%(配当実施企業のみ)なので、清水建設の配当利回りは「かなり高め」と言えるだろう。

 なお、清水建設は保有株式数に応じて「干支柄コースター」などの「木製グッズ」が貰える株主優待を実施している。「配当+株主優待利回り」は算出できないものの、高い配当利回りに加えて株主優待も実施されていることから、投資を検討する価値はありそうだ。
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 清水建設は、1804年創業の大手総合建設会社。建設事業における売上は民間からが約8割、官公庁からが約2割。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、「新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を現時点で合理的に算定することが困難」であるため「未定」としている。
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清水建設
業種コード市場年間配当額(予想)
建設業1803東証1部、名証1部
株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り(予想)
862円100株8万6200円
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※株価などのデータは2020年5月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。