コラボTシャツ

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 映画『新聞記者』の藤井道人監督と、新潟にある市民映画館、シネ・ウインドがコラボレーションしたオリジナルTシャツが受注で販売されることになった。新型ウイルスの影響による休館や、観客の映画館離れに直面するシネ・ウインドを支援するチャリティーとして、売上が寄付される。

 この支援は、シネ・ウインドを拠点に活動する、藤井監督を応援するファンの集い「新潟藤井組」が企画。新潟藤井組は2019年夏に映画『青の帰り道』(2018)の上映を目指して集結され、その後2回の藤井監督の特集上映を実施したことがある。この支援企画に賛同した藤井監督は、手書きサイン、監督所属の映像ディレクター集団「BABEL LABEL(バベルレーベル)」はロゴを提供した。

 5月25日から6月30日の23時59分まで販売されるこのTシャツは、黒と白の2種類、それぞれS、M、L、XLの4サイズで展開。2,500円(送料別)で、シネ・ウインドのネットショップで受注販売される。同サイトでは、7月31日まで一口5,000円の「シネ・ウインド明日のため募金」も募っている。(編集部・梅山富美子)

コメント全文

■藤井道人監督
 きっかけは『青の帰り道』。アップリンクの再上映に新潟から来てくれた一人の女性の「新潟で『青の帰り道』を上映したい!」という熱烈なオファーから、シネ・ウインドさん、新潟の皆さんとの関係が始まりました。情熱的な皆さんのお陰で、映画の持つ力を再認識し、更にいい映画を作りたいという思いが強くなりました。新作の映画と共に新潟の皆さんにお会いできる日を心から楽しみにしています。待ち合わせ場所はシネ・ウインドで。

■新潟藤井組
突然のコロナ襲来。日常はある日いきなり奪われ、私たちのホームであるシネ・ウインドも存続の危機……何かしたい、お世話になってるシネ・ウインドさんに恩返しがしたい。そんな想いを藤井道人監督、そして監督が所属するBABEL LABELさんにお話したところ、藤井組らしい夢のコラボTシャツが完成しました。私たちの感謝の気持ちと愛がつまった1枚です。たくさんの方にお届けできたら幸いです。

■シネ・ウインド支配人・井上経久
2019年シネ・ウインド上映作品の中で、藤井道人監督作品『青の帰り道』は特別な一本。この映画を見たい会員が自らの力で成功に導いた、新潟・市民映画館の原点を思い出させてくれたからです。彼女たち=新潟藤井組が今度はシネ・ウインドと藤井監督所属のBABEL LABELとのコラボレーションを実現させました。彼女たちのチャレンジが多くの映画ファンを喜ばせてくれることを願っています。