「お取り寄せ」と言えば、母の日や父の日などのイベント、誕生日、お祝いなど、特別な日に利用するイメージがありますが、最近は日常に利用をする人が増えているのだとか。外出自粛が始まり、なかなか外食ができなくなったり、おうち時間を充実させたいという人が多いのかもしれません。そこで今回は、meuron株式会社が男女100名に対して行なったアンケートを元に、みんなのお取り寄せ事情を調査してみました。

外出自粛開始以降76%が「お取り寄せ」機会が増加

外出自粛が始まって以降、お取り寄せをする機会が増えたかを尋ねたところ、「増えた」と回答した人はなんと全体の76.7%。またお取り寄せの頻度を聞いたところ、「1か月に1回以上」が最も多く6割。その数は、外出自粛前に比べて7.5倍も増加したことがわかりました。

外出自粛前は「3か月に1度」や「半年に1度」という人がそれぞれ3人に1人程度。「1か月に1回」は少数派でした。

イベントよりも何でもない日のお取り寄せが増加!

では、どんな目的で「お取り寄せ」をしているのでしょう。お取り寄せをするときのシーンを尋ねたところ、外出自粛以前は、「母の日や父の日などのイベント」が61.7%で断トツ1位だったのに対し、外出自粛以後では、「何でもない日常」が81.7%で第1位に。「お取り寄せ」がより普段使いになっていることがわかりました。

■外出自粛以前はどんな時に「お取り寄せ」していましたか?(複数回答可)
1位 母の日、父の日などのイベント(61.7%)
2位 何でもない日常(45%)
3位 誕生日(33.3%)
4位 帰省時(1.7%)
4位 内祝いギフト(1.7%)
4位 集まりがある時(1.7%)
4位 したことがない(1.7%)

■外出自粛以後はどんな時に「お取り寄せ」していましたか?(複数回答可)
1位 何でもない日常(81.7%)
2位 母の日、父の日などのイベント(36.7%)
3位 誕生日(13.3%)
4位 していない(3.3%)
5位 今のところしていない(1.7%)

ではみなさん、どんなものを「お取り寄せ」しているのでしょう。

お取り寄せが人気のエリアは?旅行に行けない今だからこそ、旅行に行った気分が味わえる名産品が多い場所が人気のよう。

お取り寄せ人気は「ご当地の名産」。「北海道」が1番人気!

日常使いが多くなったお取り寄せですが、実際みんなどんなものをお取り寄せしているのでしょう。「お取り寄せしたいもの」を尋ねてみると、「ご当地の名産」が全体の68%で最も多く、次いで「人気飲食店のメニュー」が48.3%でした。

■どんなものを「お取り寄せ」したいですか?
1位 ご当地の名産(68.3%)
2位 人気飲食店のメニュー(48.3%)
3位 人気食品ブランドの商品(23.3%)
4位 クラフトビールや日本酒などのお酒(18.3%)
5位 コロナ応援セット(16.7%)
6位 本・生活必需品(3.3%)

ちなみに「ご当地の名産」で実際に取り寄せたい地域を尋ねたところ、「北海道」が最も多くて81.7%。これは2位以降と50%以上の差をつけてダントツ。次いで「沖縄県」「京都府」は30%でした。

■どこの地域の商品をお取り寄せしたいですか?(複数選択可)
1位 北海道(81.7%)
2位 沖縄県(30%)
2位 京都府(30%)
4位 福岡県(26.7%)
5位 東京都(20%)
6位 大阪府(13.3%)
7位 石川県(11.7%)
8位 静岡県(8.3%)

お取り寄せの理由は「ちょっとした贅沢をしたい」78.3%

最後にお取り寄せの理由を尋ねたところ、1位は「ちょっと贅沢をしたい」で78.3%。次いで「非日常気分を味わいたい」が50%で半数。つまりストレスが溜まりやすい外出自粛期間の気分転換やストレス発散の方法として、「お取り寄せ」を利用している人が多いことがわかったのです。

■「お取り寄せ」したい理由は何ですか?(複数回答可)
1位 ちょっと贅沢したい(78.3%)
2位 非日常気分を味わいたい(50%)
3位 在宅ストレスの発散(33.3%)
4位 晩酌・宅飲みを楽しみたいから(18.3%)
5位 料理疲れ(16.7%)

徐々に緊急事態宣言が解除され始めましたが、まだまだ地域によっては外出自粛ムードは継続中。コロナ疲れを解消するためにも、いつもとは違った食品のお取り寄せや、やる気をアップさせるちょっと贅沢なお取り寄せなどを利用してみるといいかもしれませんね。

※ アンケートデータは、クラフトビール飲み比べ定期配送サービス「ふたりのみ」を運営するmeuron株式会社調べ