「ヨーロッパ企画」メンバー、藤谷理子、朝倉あきが共演した「ドロステのはてで僕ら」 (C)ヨーロッパ企画/トリウッド2020

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 京都を拠点に活動する人気劇団「ヨーロッパ企画」による初のオリジナル長編映画「ドロステのはてで僕ら」が、“試運転上映”と銘打ち、6月5日から京都シネマで公開されることがわかった。また同日から、動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」「uP!!!」で配信される。

 「ヨーロッパ企画」を主宰する上田誠(「サマータイムマシン・ブルース」「前田建設ファンタジー営業部」)が原案と脚本を担い、同劇団の映像ディレクター・山口淳太(ドラマ「警視庁捜査資料管理室」)がメガホンをとった“エクストリーム時間SF”。雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える“タイムテレビ”をめぐる騒動を描いた。

 「ヨーロッパ企画」メンバーに加え、藤谷理子、朝倉あきが共演。同劇団のホームである京都・二条で撮影を敢行し、国内外の上映に向け支援を呼びかけたクラウドファンディングで目標達成率617%を記録するなど、注目を集めている。当初は4月25日公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、延期となっていた。新たに、“じわじわ封切りキャンペーン”と題して、京都シネマで6月5日から、東京・下北沢トリウッドで営業再開後、速やかに公開されることが決定。京都シネマでの上映前にはビデオメッセージが披露され、鑑賞者限定でメイキング映像が視聴できる特典が用意される予定だ。

 さらに、6月5日の午後7時からは、オンライン上映会を開催。上映前に上田、山口監督、出演者全員によるオンライン舞台挨拶があり、こちらもメイキング映像の視聴特典がある。アーカイブの配信期間は、イベント終了後、同月6日午後11時59分まで。チケット(税込1800円)は5月23日午前10時から6月3日午後11時59分まで、チケットぴあと「uP!!!」のサイトで販売。購入時に、本作を公開する全国の劇場15館の中から支援したい映画館を選択することができ、チケット収益の一部が寄付される。新型コロナウイルスの状況を見ながら、映画館での舞台挨拶やトークイベントなど、長期的な宣伝活動を段階的に広げていく予定だ。

 本キャンペーンに関して上田は、「ポップコーンをたとえばパーンと勢いよく開けて中身が飛び散るぐらいの勢いも楽しいですけど、じわじわ封切るのも芳香が徐々に漏れて素敵なものです。そうしたって今回の映画は風味が逃げないと思うし、じわじわ封切って、すこしずつ長く楽しんでいただけるような上映をしていこう、と決めました」とコメントを寄せた。

 「ドロステのはてで僕ら」は、京都シネマで6月5日から、下北沢トリウッドで営業再開後、速やかに公開される。同日の午後7時からは「PIA LIVE STREAM」(https://w.pia.jp/t/droste/)と「uP!!!」(https://up.auone.jp/articles/id/80169?ref=os)でオンラインでも配信される。