2020年12月31日、第70回を迎えた「NHK紅白歌合戦」で、NHKは美空ひばりをAIで復活させ、新曲として12月18日に発売された「あれから」を披露しました。AIで復活した美空ひばりについては、制作の舞台裏を描いたドキュメンタリーが9月にNHKで放送されています。

オンエア後、賛否両論渦巻いた「AI美空ひばり」に関して、山下達郎さんが、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で「冒涜です」とズバリ言っています。

リスナーからの「単刀直入にお聞きします。昨年の紅白、AI美空ひばりはどう思われますか。私はAI山下達郎なんて聴きたくありません」という質問に対して、山下さんは「ごもっともでございます。一言で申し上げると、冒涜です」と言い切りました。

私も、山下さんと同意見です。「永久保存版。全国民にみて欲しい」といった声があるのはわからないでもないですが、何か不自然なのです。

明快な方針を持つ山下達郎さんのコンサートいい!

山下達郎さんと言えば、コンサートが大変良くて、私も何回か聴きに行っています。山下さんは自分のコンサートをやるのに明快な方針をお持ちです。1つ目は「今まで一度もダンサーを"はべらしたり"、"口パク"で歌ったり、プロンプター(歌詞が出る装置)を見て歌ったことはない」。

2つ目は、ホール(3000〜4000人収容)でやり、例えばさいたまスーパーアリーナ(3万〜4万人収容)では絶対やらない。地方の小都市に行く。3つ目は、SNSが世の中を"ギスギス"したものにしている。それを、歌で救う等々です。

私は、山下達郎さんのコンサートに行くと、いつも幸せな気分になって、帰ってくるのです。