テレワーク夫の「洗濯物たまってるよ」にイラッ。コロナ自粛でストレスは限界
 39の県で緊急事態宣言が解除されたものの、特定警戒都道府県に住んでいて、まだテレワークが続いている人も多いと思います。

 共働きでテレワークをしている夫婦も多いなか「緊急事態宣言を今すぐ解除してほしい……」とコロナ疲れしている女性たちがいます。都内に住む沢田詩織さん(仮名・32歳)に話を聞いてみました。

◆ゼネコン勤務の夫が急に自宅待機に

 詩織さん宅は、夫はゼネコン、妻は広告会社勤務の共働き夫婦。子供がいない、いわゆるDINKSです。

「子供がいないこともあり、今回の緊急事態宣言もそこまで大変ではなかったのですが、夫には今すぐ出社を再開してほしい……という思いで一杯です。というのも、夫は現場監督なので、ずっとテレワークにはならないと言われていたんです。私のほうは在宅でも特に問題はないので3月から早々とテレワークに移行していました。それが緊急事態宣言発令されてしばらく経った頃、夫から急に自宅待機になると言われたんです」

 そんな夫の自宅での過ごし方はというと……。

「在宅でできる仕事は簡単な事務作業程度だそうで、後は何もせず家でグータラしているだけ……。夫はもともと、休みの日は家でノンビリするのが好きな人で、私が『たまには出かけてきたら?』と言うとネカフェやパチンコに出かけるくらいインドアでした。今はそんなことも言えないので、夫はひたすら家でダラダラしているだけ……。ハッキリ言って邪魔ですね」

◆夫はグータラ。さらに義母から面倒な電話…

 テレワークに移っても仕事量は以前と変わらないという詩織さん。忙しい毎日を送る中で、たまに夫に対して強い憤りを感じることがあるといいます。

「家事をまったくしてくれないんですよ。1日中、ダラダラしているくせに昼頃には『夕飯どうする?』とか『洗濯物たまってるよ』とか言ってくるんです。何もしていないんだから、適当にテイクアウトで買ってきてよ……って感じ。さすがに私もムカついたときは、お弁当を買ってきてと言いましたけど」

 ストレスがたまる一方の詩織さんに、さらなる追い討ちが。

「最近、さらにムカついたのが義母から電話があったことですね。散々、『手洗いしてる?』とか『消毒はきちんとしてる?』と言った挙げ句、『詩織さん、毎日ちゃんとご飯作ってる?』と言われたんですよ!

 義母は私と夫がテレワークになったことも知っているのに……。さらに、少し前にあった『コロナウイルスは27度のお湯で死滅する』というデマや『東京が○月○日にロックダウンになる』というチェーンメールに騙されて、いちいち電話してくるんです。夫はそういうの信じないタイプなので、わざわざ私に言ってくるんですよね」

◆義母のコロナデマに「知らなかったです〜」

 義母の助言が明らかなデマ情報でも、指摘することはないそう。

「『デマですよ』なんて言うとまた面倒臭そうなので『そうなんですね! 知らなかったです〜』と適当に流して、後から夫に『デマ』だと伝えさせるようにしています。家にいる時間が長くなったから、電話に出ないと『まさか出かけているの!?』というLINEが来るし……。仕事と夫の世話と義母の相手まで見ないといけないなんて、いい加減、我慢の限界です」

 そんな詩織さんは他県で緊急事態宣言が解除されたことが、最近で唯一嬉しかった出来事だといいます。

「もう、嬉しくて。東京も早く解除してくれないかな、という気持ちです。一方、夫は今の生活がラクすぎるのか『解除されて出社したくない……』とボヤいていますね。子供がいる友人からは『詩織のとこは旦那さんと2人きりだから羨ましいよ〜』なんて言われるけれど、子供がいなくても大きい子供がいるんです! と言いたくなりましたよ」

◆友人の旦那を羨ましく思うことも

「他にも友人から『テレワークで旦那が子供の面倒を見てくれるようになった』という話を聞くと、『良い旦那さんだなぁ』と羨ましく思うことも。たとえ、子供がいたとしても夫がきちんとしてくれるのかと言われたら微妙なところですが……」

 コロナ禍で子供がいる家庭はもちろん大変ですが、子供がいない夫婦でも苦労はあるようです。詩織さん夫婦もコロナ前は仲は悪くなかったといいますが、やはりずっと家にいるとストレスも溜まってくるものです。それぞれが自分の時間を持てるように、早くコロナが収束して全国的に自粛が解除されることを願うばかりです。

<文/結城>

【結城】
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer