ミシュラン名店“無料惣菜”なぜ?料理人の思いは…

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 飲食店の苦境が続くなか、なぜか無料で総菜や弁当を配る飲食店があります。取材をしてみると、そこには料理人ならではのある思いが込められていました。

 22日午前、休業中のお店の厨房で調理する音が聞こえていました。ここは「ミシュラン」で星を獲得したこともある日本料理「吉澤定久」さんのお店です。料理人たちが作っているのは30食限定、無料の総菜詰め合わせ。

 よし澤・吉澤定久さん:「どうせだったら無料の方が(お客さんに)喜んでもらえる」

 本来ならば4000円程度という内容です。いつもお世話になっているお客さんに喜んでもらいたい。その一心で作りました。久しぶりにお客さんと接する喜びを感じたそうです。

 都内にある中華料理店「三巴湯火鍋」もやはり休業が続いているのですが、実はお弁当を一日500食、毎日無償で提供しています。

 一方、埼玉県春日部市にあるカフェ併設の料理教室。教室再開の見通しは立っていませんが…。料理教室のテイクアウト。どういうものかというと…。このテイクアウトはパスタをゆでて盛り付けるなどの最後の工程を自分で行うようになっています。レシピを見ながらお手本の味も確認できる。まるで料理教室です。家でも食べる楽しみを、料理人たちの思いをかみしめます。