22日、パキスタン南部カラチで、旅客機の墜落現場に駆け付けた救助要員ら(AFP時事)

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 パキスタン航空当局によると、同国南部カラチで22日、乗客乗員計99人が乗ったパキスタン国際航空の国内線旅客機が着陸直前に空港間近の住宅地に墜落した。

 地元紙ドーン(電子版)は地元当局者の話として、少なくとも37人が死亡したと報じた。他に30人余りが負傷したもよう。日本外務省によれば、日本人が搭乗していたという情報はない。

 旅客機は東部ラホールからカラチに向かっていた。地元当局者によると、旅客機の乗客少なくとも3人の生存が確認された。

 パキスタン国際航空は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一時運航を中止していた。16日から運航を再開したばかりだった。

 目撃者の一人はロイター通信に「飛行機は携帯電話の電波塔に衝突し、その後住宅地に突っ込んだ」と話した。地元テレビは、炎上する家屋と現場で消火活動に当たる消防隊員の映像を放映した。

 ロイター通信によると、航空当局者はパイロットが「技術的問題に直面している」と交信で語っていたことを明らかにした。着陸のための車輪を出せなかったという情報もある。また、一部のメディアは、管制塔との交信記録として、着陸直前に複数のエンジンが正常に作動していなかったと伝えた。