賭け麻雀が発覚した黒川弘務・東京高検検事長(63)の処遇について、「訓告」という処分の軽さとともに異様なのは、きのう21日(2020年5月)に辞職願を出して、きょうもう処分という素早さだ。

森雅子法相は「監督上の処分として訓告とした」と発表し、「黒川検事長の勤務延長の閣議請議をしたのは私ですので、責任を痛感しております」と進退伺を出し、安倍首相がこれを引き留め、「最終的には内閣として決定するので、総理として責任がある。批判は真摯に受け止めたい」といつもの茶番劇だった。責任はあるが、責任は取らないということだ。

しかし、賭け麻雀をどのように楽しんでいたのかは、朝日新聞が「過去3年間に月に2、3回、同じメンバーで麻雀をしていた。勝ち負けは1回で数千円から2万円」と発表した以外は、首相官邸も法務省も調査をした様子がない。調査もしていないのに処分を出したのは、早々に幕引きしようという意図からだろう。

賭博罪適用せず軽い処分!退職金8000万円全額受け取り

今回の訓告という処分は、賭博罪を適用しないという判断である。政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「甘い。給与にも退職金にも関係ない」という。7000〜8000万円という退職金はそのまま払われるわけだ。

田崎氏「欠格審査会にかけてもおかしくない事案です。これで引っかかると、退職後3年間は弁護士を開業できないが、このままならできるんです」

司会の小倉智昭「検察はプロなのに、自分の身内に甘いのはおかしいよ」