ファミチキとうまい棒でカツ丼を作ると!?

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独創的な料理を続々と開発している野島慎一郎氏

『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。

今回の"バカレシピ"は、ファミチキとソースの代わりにうまい棒を使った「ファミチキソースカツ丼」!

【画像】「ファミチキソースカツ丼」のレシピ

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【今回の食材】
・ファミチキ 1個 ・ご飯 ・うまい棒 とんかつソース味 3本〜5本 ・千切りキャベツ(お好みで)

野島 最近は新型コロナウイルスの影響で外出を控えている人が多いと思うので、今回はコンビニ食材で簡単に作れるバカレシピを紹介してみようかと。

助手 時代のニーズに乗っかっていきたいところッスね!

野島 というわけで用意したのはファミチキです。これを使ってソースカツ丼を作ろうかと。

助手 待て待て。ファミチキにソースをかけるだけでソースカツ丼だなんて言わないッスよね? しかもファミチキとソースって合わない気が......。


(1)砕く! うまい棒を袋のまま砕いてからボウルにあける。パン粉のように細かく砕いてもよいが、ある程度大粒の状態のほうがザクザク食感を楽しめる。味は別の味でも代用可能

野島 そのままソースをかけたら味がケンカしてしまうでしょうね。そこで使うのがうまい棒とんかつソース味! まずはこれを袋のまま握り潰(つぶ)し、砕いていきます。

助手 うまい棒が棒じゃなくなった! もったいねー!


(2)塗る! ファミチキをひと口サイズにカットし、マヨネーズを両面に塗って薄く広げる。チキンが冷たい場合はあらかじめレンチンしておこう。チキンはLチキ、ななチキを使ってもOK


(3)まぶす! マヨネーズを塗ったファミチキを箸でつまみ、ボウルに入れたうまい棒をたっぷりとまぶす。うまい棒が上手にくっつかない場合はマヨネーズの量を増やしてみよう

野島 次はファミチキをひと口サイズに切り、マヨネーズを塗って全体に薄くのばす。塗り終わったら砕いたうまい棒をボウルに移し、ファミチキにうまい棒をたっぷりまぶしましょう。

助手 砕いたうまい棒が衣で、マヨネーズが接着剤のような役割を果たすわけッスね。


(4)盛りつけ! ホカホカご飯を盛った丼にうまい棒をまぶしたファミチキをのせ、軽くソースを垂らしたら完成。サラダコーナーで売られている千切りキャベツを添えると見栄えもよくなる


(5)完成!「ファミチキソースカツ丼」

野島 基本的にはこれで完成です。あとはご飯を盛った丼に盛りつけ、ソースを垂らせば出来上がり。千切りキャベツも添えると見た目もいいし、栄養バランスも整うのでオススメです。

助手 見た目はなんともバカレシピらしい、ジャンク欲を刺激する仕上がり! ただ問題は味のほうッスね。うまい棒をまぶしただけでそんなに印象が変わるのか......って、ウマァァーッ!! 揚げてないのに食感は揚げたてのようにザクザクで、ちゃんとソースが主役の味になってるからご飯がメッチャ進むッス!

野島 マヨネーズとうまい棒のコーンの甘みがファミチキを包み込み、スパイシーな味を裏方に回してくれるんですよ。

助手 基本的には裏方に徹しながらも、口の中で大量の肉汁があふれ出るのとともにファミチキが顔を出してくる感じもイイ! 最高にジューシーな鶏肉で、スパイシーな下味をつけたソースチキンカツって感じッス! マジでウメェッー!!

野島 これなら誰でも簡単に作れますし、何より安くつく!

助手 今回は文句のつけどころがないッス! しばらくはコンビニシリーズを続けたいッスね。絶対に需要があるッスよ。僕らに風が吹いてきたッス!

野島 ステイホームのおかげで、やっとバカレシピの時代が来ましたね!

助手 オイ!! いくらなんでも不謹慎すぎるぞ!!

●野島慎一郎(のじま・しんいちろう) 
ライター、マンガ家、B級フード研究家。独創的な料理を続々と開発している。著書『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』(宝島社)。YouTube『のじまちゃんねる』

撮影/野島慎一郎