利用が激増したECサイトで活躍できる、ポイント還元や各種付帯サービスが有能スペックのクレカはあるのか?

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この2ヶ月近い自粛生活で、日々の買い物の支払い事情は激変した。これまで実店舗で利用してきたバーコード決済の利用は激減する一方で、日用品をECで購入することが多くなり、クレカの利用は激増!

そんな状況でも間違いなく活躍できる、ポイント還元や各種付帯サービスが有能スペックのクレカはあるのか? クレカ、キャッシュレスマニアのYouTuber、ケイさんに聞いてみた!

【写真】オススメの "EC最強"クレカ

■ポイント運用がめんどい人も安心!

――ECでのショッピングに強いクレカだと、楽天カードやヤフーカードが大定番。やっぱり、このへんから選んでみるのが正解なんですかね。楽天市場内には生鮮食料品を扱うショップもあるし!

ケイ 楽天はECでも常時ポイント1%をキープできるんですけど、この還元率をアップさせるのは、けっこう大変なんですよね。

――確かに! 毎日連射されてくるDMからポイントアップ情報を回収してエントリー。そして「お買い物マラソン」に参加してポイント還元率を上昇させるのが王道。楽天もヤフーもいっぱい買い物してランクアップするのも必須だし、やることを書き出すだけでも大変なことに!

ケイ 楽天カードやヤフーカードを使ってて損をすることはないんですけど、正直めんどくさい(笑)。だったら、ポイント還元率はある程度の水準で固定させて、その後の運用もシンプルなのがいいかなと思ってます。

――そこでオススメは?

ケイ 「REX CARD」です。ポイント還元率は1.25%なので、楽天カードよりも高くなっています。どこのECや実店舗でもこの還元率をキープするから店舗に縛られることなく活用できるのもオススメですね。


「REX CARD」還元率基本1.25%〜、年会費無料。年会費無料で海外旅行保険が最大2000万円付帯する奇跡のスペック。キャッシュバック機能で、ポイント運用も迷いません!

――ポイントの運用面は?

ケイ ANAマイルやJデポに交換して利用できますけど、このカードのウリはキャッシュバックです。ためたポイントを自分が決済した金額から現金として割り引くことができます。なので、もうポイントの交換先とか考える必要すらありません。思考停止でOKです(笑)。

あと、年会費無料ながら海外旅行保険が付帯します。自動付帯なので旅行時のチケットやホテル代を支払わなくても最大2000万円適用されるのは大きいですね。

――今すぐ旅行!って状況じゃないですけど、十分価値アリですね。続いてオススメは?

ケイ 「JCB CARD W」。こちらは提携カードではなく、JCB自体が発行するプロパーカードになります。

――一般的なイメージだとJCBってしっかり年会費も発生して、おトクって雰囲気じゃないですよね。

ケイ 実はCARD Wは年会費無料なんです。ただし、年齢条件があって、18〜39歳までとなっています。


「JCB CARD W」。還元率基本1%〜、年会費無料。プロパーカードながら年会費無料。ただし18〜39歳の加入年齢制限アリ。これさえクリアしていればEC・実店舗共におトクな一枚

――これも現金還元ですか?

ケイ いえ。JCBはOKi Dokiポイントという独自ポイントを採用して、通常の還元率は1%。これ一見、普通の還元率ですが、実はこの還元率をアップさせるのが本当に楽なんです。その方法は『OKi Doki ランド』というJCBが運営するポイント優待サイトを経由するだけ。このお手軽さが魅力です。

――それ、いいですね! お買い物マラソンとか、究極の無駄使い促進システムだし!!

ケイ 例えばOKi Dokiランド経由で、アマゾンで買い物すると還元率が2%になります。年会費無料でこのスペックはアマゾン発行のクレカ「Amazon MasterCard クラシック」ぐらいです。

――ならアマゾンのクレカでいいのでは?

ケイ 実は、CARD WのポイントはTポイントやdポイントにも交換できるんです。

――あ! それだと実店舗でもポイントが使えるから汎用性高すぎかよ!

ケイ あと実店舗でもポイント還元率がアップする優待店が用意されています。セブン−イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシなどがそろっていますから、ECだけでなく実店舗にも強いカードと言えますね。

JCB発行のプロパーカードなので、不正使用などのトラブル時に対応が速いのも魅力です。"○○電気VISA"のような提携カードだと、どうしてもトラブル時のレスポンスが遅くなりますから。

――こんな状況だとセキュリティ面も超重要! で、自宅にいることが多いと日用品や家電だけでなく、エンタメ関係も充実させたいところですけど、こちらは?

ケイ アマゾンで音楽やプライム・ビデオを楽しむなら「Amazon Mastercard ゴールド」です。Amazonでの買い物で還元率2.5%。さらにビデオやミュージックなど、アマゾンプライムの特典(年額4900円〈税込〉)が使い放題になります。


「Amazon Mastercardゴールド」還元率最大2.5%、年会費1万1000円(税込)年額4900円のアマゾンのプライム特典が無料。空港ラウンジ利用が無料、海外旅行保険最大5000万円など、そのほかの付帯特典も充実!

――でも、クレカ自体の年会費1万1000円(税込)が発生するから、そこまでおトクじゃない感が......。

ケイ 実は「マイ・ペイすリボ」や「ウェブ明細書」を登録することで2年目以降は4400円(税込)まで年会費を抑えられます。マイ・ペイすリボは、リボ払いのシステムですが、月々の支払い額を高く設定することで手数料が発生しません。

――それだとプライム特典の年額で、ほぼほぼ相殺!

ケイ あと電子書籍でなく、紙のマンガとかだとヨドバシの発行する「ゴールドポイントカード・プラス」は、書籍の購入でも10%のポイント還元になります。

――それこそヨドバシってマンガや書籍、雑誌までそろってて発送も超迅速だし。

ケイ ただし、どちらのクレカもポイントを利用できるのがアマゾンとヨドバシに限定されるので、運用は楽ですが汎用性は低くなりますね。


「ゴールドポイントカード・プラス」還元率最大11%、年会費無料。ヨドバシの買い物で最大11%、書籍は10%。さらにヨドバシ以外でも1%還元。人気商品を優先して予約できる付帯特典も人気ですよ!

■個人事業主に優しいクレカあります!

――それと気になってるのが最近ケイさんもYouTubeで推すことの多い「Kyash Card」。還元率は1%ですけど、これは還元率をメガ進化できるとか?

ケイ Kyash Cardは国際ブランドにVISAを採用した、プリペイドカードになります。なのでKyash Cardを利用する場合は、銀行口座やクレカからチャージが必要です。そのチャージでポイント二重取りが簡単にできるんですよ。

――例えば、Kyash Cardに楽天カードでチャージして1%獲得。Kyash Cardを利用してプラス1%という感じですかね。

ケイ そうです。ただ、チャージでポイント還元が発生しないクレカもあるので、そこは注意してください。


「Kyash Card」還元率基本1%〜、年会費無料(カード発行手数料900円<税込>)。国際ブランドにVISAを採用するプリペイドカード。オンライン、実店舗、Apple Pay、さらにカード単体でもコンタクトレス決済に対応

――この他に還元率で有能なクレカは?

ケイ 「Visa LINE Payクレジットカード」ですね。2021年4月30日までの期間限定ですが、還元率が3%になります。期間が決まっちゃっているので、その期間内にしっかり使いまくるしかないですね。


「Visa LINE Payクレジットカード」還元率最大3%、年会費初年度無料。1年間限定ながらも驚異の3%還元を実現! 先週から2020東京オリンピックデザインのカードの申し込みがスタート。これはレアすぎ!!

――ここまで個人で利用できるおトクなクレカをチェックしてきましたけど、新型コロナの影響で個人事業主が大ダメージを受けるなか、頼りになる一枚とかありますか?

ケイ 「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」ですね。まず、これ券面がカッコいいんですよ(笑)。

――いやいや、それだけじゃないでしょー。

ケイ ビジネス用カードで、個人事業主の社用決済に対応し、各種サーバーやクラウドなどビジネスで活用できるITサービスの優待割引が付帯しています。一般的なビジネスカードの発行で必須となる登記簿謄本や決算書の提出が不要で、発行スピードが速いのもこんな状況には向いていると思いますね。


「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスR・カード」還元率基本0.5%〜、年会費1100円(税込)。還元率は低いが、それ以上に1週間ほどのスピード発行。そしてビジネスで広く活用できる優待割引が魅力。こんなときこそ欲しい一枚だ

――そのスペックだと、現在のような資金繰りが大変なときは有効活用できそうですね。では、今後もろもろ状況が好転して旅行などにもOKになったときのオススメは?

ケイ 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。ここが運営する「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」はツアーならキャンセル料金が無料。国際線チケットも3000円でキャンセルできます。これだと現在のように夏休みなどの状況がまったく読めない状況でも、安心して予約することができます。

また各社が発行する年会費3万〜5万円のプラチナカードは、医師に電話で直接相談できる「ドクターサービス」が付帯し、これも活用シーンがあるかもしれませんね。

――プラチナカードだと、「コンシェルジュサービス」がありますけど、これは?

ケイ 医療系はドクターサービスですが、コンシェルジュはそれ以外なんでも相談できます。例えば不要不急じゃない会食が発生した場合でも、【個室・その面積】などの条件を出せば、それに沿ったお店をセレクトしてくれます。

――ケイさん、かなり勉強になりました。ありがとうございますっ! そして最後に、クレカの使いすぎ防止には、家計簿やマネー管理アプリの導入も忘れずに!


人気の「キャッシュレス系」YouTuber『KayPayチャンネル』のKayさん。新カードのレビューからおトクなクレカ活用テク。さらには抜群の機動力で海外のキャッシュレス事情を精力的に紹介。キャッシュレス生活者、必見のチャンネルですよ!

取材・文/直井裕太 イラスト/石原まこちん