米Appleと米Googleが、新型コロナウイルス (COVID-19)の感染拡大対策として共同で開発している「Exposure Notification(濃厚接触の可能性を検出するシステム)」のAPIを公開した。

Exposure Notificationは、スマートフォン (iPhone、Android)を活用して新型コロナウイルスに罹患した人との濃厚接触の可能性を検出、通知するソリューションだ。COVID-19対策に従事する公衆衛生機関を支援する取り組みであり、公衆衛生機関のアプリを通じて提供される。

接触トレーシングの仕組みは、スマートフォンの位置や距離を把握できるBluetoothのビーコン機能を用いて、濃厚接触の距離にある他の利用者と互いの識別キーを記録する。利用者がCOVID-19のテストで陽性になった際にレポートすると、過去14日分のデータが分析され、濃厚接触に当てはまる人のスマートフォンに新型コロナウイルス陽性判定だった人との接触があったことを伝える通知が表示される。

Appleは20日 (米国時間)にリリースした「iOS 13.5」で、iOSにExposure Notification対応を追加した。Exposure Notificationを採用したアプリをインストールしたユーザーが、iPhoneで「COVID-19接触のログ記録」をオプトインできる。

iOS 13.5、「設定」の「プライバシー」「ヘルスケア」に「COVID-19接触の記録」に関する設定を追加