ANAP(3189)、2020年8月の株主優待を一部中止! 新型コロナ感染拡大に伴う業績悪化で、100株以上の 株主への「iTunesカード」3000円分の贈呈を中止に!

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 女性向けアパレルを取り扱う株式会社ANAPが、2020年8月末の株主優待を一部中止することを、2020年5月20日に発表した。

 ANAPの株主優待は、毎年8月末時点の株主に実施されており、従来の内容は「100株以上保有する株主を対象に『iTunesカード(3000円分)』を贈呈。さらに、保有株数に応じて『買い物割引券(30%割引)』も贈呈」というもの。

 今回の発表によると、2020年8月末の株主優待については「iTunesカード(3000円分)」の贈呈が中止されるという。

 中止の理由は「新型コロナウイルス感染症の拡大等による当社をめぐる経営環境をふまえ、(中略)業績予想の下方修正、配当についても減配を余儀なくされている状況が続いております。その中で株主優待制度についても、配当による利益還元を今後も安定的に実施していくことを優先し、事業環境の厳しい中で早期の黒字化を実現、更なる費用削減に努める必要があることから、一部を中止することといたしました」とのことだ。

 なお、「買い物割引券(30%割引)」に関しては、2020年8月末の株主優待でも引き続き贈呈される。

ANAPの株主優待制度の詳細

◆通常のANAPの株主優待制度
基準日 保有株式数 株主優待内容
8月末 100株以上 ・iTunesカード(3000円分)
・買い物割引券(30%割引)1枚
500株以上 ・iTunesカード(3000円分)
・買い物割引券(30%割引)2枚
1000株以上 ・iTunesカード(3000円分)
・買い物割引券(30%割引)3枚
◆2020年8月末のANAPの株主優待制度
基準日 保有株式数 株主優待内容
8月末 100株以上 買い物割引券(30%割引)1枚
500株以上 買い物割引券(30%割引)2枚
1000株以上 買い物割引券(30%割引)3枚

 ANAPの従来の株主優待では、100株以上保有する株主に、一律で3000円分の「iTunesカード」が贈呈されており、注目度が高かった。しかし、2020年8月末の株主優待については「買い物割引券」のみとなったため、失望する投資家が多いだろう。

 ANAPは、トレンドに敏感な女性向けカジュアルアイテムを得意とするアパレル企業。ネット販売に力を入れており、アジアを中心とした海外展開にも積極的。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一部店舗の臨時休業を余儀なくされたことなどが影響し、4月10日に2020年8月期の連結業績予想を大幅に下方修正。売上高58億2800万円(前回予想は69億5800万円)、営業利益3億5400万円の赤字(前回予想は1億5900万円の黒字)、経常利益3億5800万円の赤字(前回予想は1億5700万円の黒字)、当期純利益4億7500万円の赤字(前回予想は1億2300万円の黒字)としている。株価は2020年1月の時点で600円台をつけていたが、「コロナ・ショック」で半減し、低迷を続けている。

■ANAP
業種コード市場権利確定月
小売業3189JASDAQスタンダード8月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
305円100株3万500円0.98%
【ANAPの最新の株価チャート・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2020年5月20日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。