サンドラッグ、18期連続「増配」を達成し、配当+優待 利回り3.5%に! ただし、2020年3月期の配当予想は 前期比「横ばい」で、連続増配は“18期”で止まる見込み

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 サンドラッグは、2020年3月期の配当が前期比2円の「増配」となる「1株あたり68円」に確定したことを、2020年5月16日の5時30分に発表した。これにより、サンドラッグの「連続増配期間」は"17期"から"18期"に更新された。なお、2021年3月期の配当予想は「1株あたり68円」で前期比「横ばい」となっており、予想どおりになった場合は連続増配期間が“18期”でストップする見込み。

 サンドラッグの2020年3月期の配当は、中間配当(9月)が「34円」、期末配当(3月)が「34円」、合計の年間配当額は「1株あたり68円」で確定した。これにより、配当利回り(実績)は1.83%となった。

 サンドラッグの2019年3月期の配当は「1株あたり66円」だったので、前期比では「2円」の増配となり、連続増配期間は「18期」を達成した。
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 また、サンドラッグは2021年3月期の予想配当を、中間配当(9月)が「34円」、期末配当(3月)が「34円」、合計の年間配当額は「1株あたり68円」で、前期比「横ばい」の予想のため、サンドラッグは配当利回り(予想)も1.83%を維持することになる。

 なお、サンドラッグの2021年3月期の業績予想は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による影響が通期継続する」と仮定した上で「増収減益」の予想となっている。新型コロナウイルスによる影響が拡大・長期化するなどして、想定よりも業績が大きく下がった場合には、配当予想にも影響が出ると考えておいたほうがよさそうだ。

サンドラッグの過去20期の配当の推移は?

■サンドラッグ(9989)の過去20期の配当の推移
年間配当額 年間配当額
2002/33.75円2012/320円
2003/35円2013/324円
2004/35.62円2014/328円
2005/38.75円2015/330円
2006/310円2016/342.5円
2007/311円2017/350円
2008/313円2018/360円
2009/314.5円2019/366円
2010/315円2020/368円
2011/317円2021/368円
(予想)

 サンドラッグは2003年3月期から連続増配を継続しており、2020年3月期で”18期連続増配”を達成した。連続増配期間「18期」という記録は上場企業の「連続増配ランキング」で9位にランクインする記録となっている。しかし、2021年3月期の配当予想は前期比で「横ばい」の「1株あたり68円」となっているため、2021年3月期の配当が予想どおりに「横ばい」となると、連続増配期間は残念ながら”18期”でストップすることになる。
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 なお、サンドラッグが連続増配をしてきた18年間の配当額の伸び具合を見ると、連続増配が始まる直前の2002年3月期から2020年3月期までの18年間で、サンドラッグの年間配当額は「1株あたり3.75円」から「1株あたり68円」まで、なんと18.1倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、サンドラッグの株価は2002年3月の終値600円から2020年5月15日の終値3705円まで、6.1倍に上昇している。2021年3月期は「増収減益」予想で、連続増配もストップする見通しを開示しているので、今後の株価の動きには注意しておこう。

■サンドラッグ(9989)の株価チャート/月足・20年

サンドラッグの配当利回り、配当+株主優待利回りは?

 サンドラッグの2020年5月15日時点の株価(終値)は3705円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※サンドラッグの配当利回り】
株価:3705円
年間配当額:中間34円+期末34円=68円
配当利回り=68円÷3705円×100=1.83%

 サンドラッグの配当利回りは1.83%。2020年4月の東証1部の平均利回りは2.28%(配当実施企業のみ)なので、サンドラッグの配当利回りは「やや低め」と言えるだろう。

 また、サンドラッグは「プライベート・ブランドのヘアケアセット」と「おこめ券」がもらえる株主優待を実施している。

■サンドラッグ(9989)の株主優待の内容
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 100株以上 ◆プライベート・ブランドのヘアケアセット:5040円相当
◆おこめ券(1kg):3枚(1320円相当)

 サンドラッグの2020年5月15日時点の株価(終値)は3705円、配当利回りは1.83%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。

【※サンドラッグの配当+株主優待利回り(100株保有時)】
投資金額:100株×3705円=37万500円
優待品(ヘアケアセット):5040円相当
優待品(おこめ券):1320円相当
株主優待利回り=(5040円+1320円)÷37万500円×100=1.71%
配当+株主優待利回り=1.83%+1.71%=3.55%

 サンドラッグは、配当利回りは1.83%と「やや低め」だが、株主優待利回りが1.71%なので、100株保有時の「配当+株主優待利回り」は3.55%となる。さらに、個人投資家に人気の「おこめ券」もらえるので、連続増配は“18期”でストップする予想となっているものの、株主優待を含めて考えれば、投資を検討する価値はありそうだ。
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 サンドラッグは、ドラッグストアチェーン「サンドラッグ」を全国展開する企業。九州地区、中国・四国地区を中心に、ディスカウントストア「ダイレックス」も展開している。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高1.4%増、営業利益9.0%減、経常利益9.0%減、当期純利益4.6%減となっている(すべて前期比)。
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サンドラッグ
業種コード市場年間配当額(予想)
小売業9989東証1部68円
株価(終値)単元株数最低投資金額配当利回り(予想)
3705円100株37万500円1.83%
【※サンドラッグの最新の株価・配当利回りはこちら!】
※株価などのデータは2020年5月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。