テスト運用に参加した中村(写真上)。仮想空間「onlineフロンパーク」は8階建てで、各フロアはいくつかのテーブルが用意され、映像を通して自由にコミュニケーションができる(写真下)。(C)SOCCER DIGEST

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 J1の川崎は、新型コロナウイルスの影響でリーグ中断が続くなか、今後の再開を見据え、オンライン上の仮想空間を活用した企画「onlineフロンパーク」の実施を目指していることが分かった。

 同企画はオンラインカンファレンスツール「Remo」と「Zoom」を掛け合わせて活用し、オンライン上でコミュニケーションを図れる「onlineフロンパーク」を運用するというもの。

 Remoを活用した8階建ての仮想空間では、各フロアに参加者が6〜7人ごとに着席できるテーブルがいくつも用意されており、映像を通して、様々な人との交流が可能となっている。クラブとしては、ファン・サポーターと地域やスポンサーをつなぎ、経済を活性化させ、サッカーから離れていた人たちの交流の場を提供することを目指す。そのため、リーグ再開までは、週末にサッカーがある日常を取り戻す習慣づけをサポートし、リーグ再開後、本格運用を開始し、収益獲得も目指すという。
 
 5月16日にはサポーターやメディア関係者らを招待して、2回目のテスト運用が行なわれ、中村憲剛、安藤駿介も参加。

 中村は「多くの方とオンライン上でコミュニケーションできてすごく新鮮でした。選手全員で参加できれば良いですね」と話し、安藤は「画期的でした。いろいろな意見を取り入れて、もっと発展させられれば良いですね。また参加したいです」と笑顔で語った。

 この日はオンライン空間(フロンパーク)での自由な会話や、Zoomを活用してオフィシャルショップAZZURRO NEROと中継をつないだ「グッズ販売会」、ふろん太が質問に答える「ふろん太のお部屋」、中村、安藤らによるスペシャルトークショーも実施。

 自宅からでもサポーター仲間や、クラブ、スポンサー関係者、そして選手とも自由にコミュニケーションを図れる画期的な企画であり、中村、安藤もその利便性に「面白い」と太鼓判を押した。

 今後は5月23日の稼働を目指す予定。一度に参加できる人数は800人になるという。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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