C大阪FW中島元彦(右)が神戸FW田中順也に快勝

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 モバイル版サッカーゲーム「eFootball ウイニングイレブン 2020」を使用したeスポーツ大会「TOYO TIRES presents Jリーグ eSports ONLINE〜スポーツがいまできること」の最終節が16日に行われた。第1試合では、3位ヴィッセル神戸のFW田中順也と最下位セレッソ大阪のFW中島元彦が対戦。中島が7ー1で勝利した。第2試合のガンバ大阪と京都サンガF.C.の試合は午後5時から行われる。

 同大会は、関西4クラブのG大阪、神戸、京都、C大阪の所属選手が参加し、総当たり戦で行われる。1敗1分で3位の神戸と2敗で最下位の京都の対戦は、負けたほうが最下位決定となる大一番となった。

 しかし、C大阪は最終節でJリーグ屈指のウイイレ実力者である中島を起用。中島は開始早々からその実力を遺憾なく発揮する。前半2分、PA手前のFW都倉賢が華麗なターンで相手DFをかわして左足シュートで先制点。さらに同8分、オーバーラップしたDF丸橋祐介のパスから、再び都倉がPA中央から左足シュートで追加点を挙げる。26分にはまたしても都倉がPA中央から左足でゴールへ。都倉のハットトリックで前半だけで3-0と点差をつけた。

 一方、神戸も冷静さを失わない。田中は点差をつけられても慌てることなくボールを運び、シュートシーンも目立っていく。前半終了間際にはMFアンドレス・イニエスタがPA手前から鋭いミドルシュートを放つが、惜しくもゴール右に逸れていった。

 C大阪は後半開始から再び猛攻。中島は前半2分、都倉が相手守備陣からボールを奪い、そのまま左足シュートで4点目を奪った。中島の華麗なプレーに田中も苦笑。しかし、神戸も田中が後半から投入したFWドウグラスを起点に反撃に出る。

 神戸は後半17分に1点を返す。田中はゲーム上の田中を左サイドでドリブルさせ、PA中央に折り返す。すると走り込んだドウグラスがダイレクトでゴール右隅に流し込み、待望の得点を記録した。

 しかしC大阪はすかさず都倉を走らせる。中島は冷静に後半24分、36分、40分と都倉で3得点を挙げ、合計7ゴールで今大会得点ランクトップに躍り出た。試合はそのまま終了し、C大阪が7-1で快勝。この結果で神戸が2敗1分で最下位が決定し、C大阪は1勝2敗で3位に浮上した。

 試合後、敗れた田中はインタビューに答え、「もう…実力差が…」と肩を落とす。「必死に直前で練習した技能をすべて出したつもりだったんですけど、決定力が上がらないですね」と敗因を語った。最後に「今日負けてしまって悔しい思いをしたので、再開したら7-1で勝てるように努力を惜しまない。それに尽きます」と現実でのリベンジを誓っている。

 一方、勝利した中島は「都倉選手の決定力がすごかったです」と得点を挙げたエースに感謝。「あの感じだったら膝も確実に完治していますね」と今季の都倉に期待を寄せる。そしてリーグ再開に向けて「最下位は免れたということで、リーグ戦始まっても下の順位にいないように、ヴィッセルさんに7-1で勝てるように、チームとして完成度を上げていければ」と意気込みを伝えた。