Microsoftは米国時間2020年5月12日、大企業向けMicrosoft 365の更新チャネルを刷新したことを公式ブログで発表した。従来の「Semi-Annual Channel(半期チャネル)」は「Semi-Annual Enterprise Channel」、「Semi-Annual Channel(Targeted)(半期チャネル(対象指定))」は「Semi-Annual Enterprise Channel(Preview)」、「Monthly Channel(月次チャネル)」は「Current Channel」、「Insider Slow」は「Current Channel(Preview)」、「Insider Fast」は「Beta Channel」に改称する。また、「Monthly Enterprise Channel」を新設した。同社は変更理由として、「組織のサービス戦略に関するより良い意思決定を行うため」だと説明した。

Microsoft 365管理センターでの選択は2020年6月9日以降に可能となる予定(画像は公式ブログより抜粋)

Microsoftは更新チャネルの選択指針として、Semi-Annual Enterprise ChannelはOffice 365の新機能を展開する前に、広範なテストが必要な組織内の一定のデバイス。Semi-Annual Channel(Targeted)はSemi-Annual Enterprise Channelの体験を事前確認したい企業。Monthly Enterprise Channelは月次で最新機能を必要とする顧客。Current Channelはエンド ユーザーにOffice 365の最新機能と最新のセキュリティを必要とする企業。Current Channel(Preview)は安定性を必要としながらCurrent Channelに早期アクセスしたいファンや顧客。Beta Channelは初期導入者やIT担当者、Insiderコミュニティに参加して初期ビルドにアクセスする開発者向けだと示した。

Office展開ツールを利用する企業の場合、XMLファイルの記述内容を「Broad」から「SemiAnnual」、「Targeted」から「SemiAnnualPreview」、「Monthly」から「Current」、「Insiders」から「CurrentPreview」、「InsiderFast」から「BetaChannel」に変更しなければならない。また、Monthly Enterprise Channelを選択する場合は「MonthlyEnterprise」と記述する。

阿久津良和(Cactus)