3月初め(2020年)に一斉休校が始まってから2か月。13の特定警戒都道府県以外の地域では、続々と学校が再開されている。感染予防のため全員が無言の前向きで給食を食べるなど、完全に日常が戻っているわけではないが、待ちわびた新学期に子どもたちからは喜びの声が聞かれる。

一方、休校が続く都内の公立小学校の保護者たちから聞こえてくるのは嘆きの声。東京都江東区の小学校では、休校中に家庭で学習する課題を配っているが、母親たちからは「集中力がないから長く勉強できない。1日40分くらい。プロではないから教え方が下手」「ずっと座って取り組めない。一年生は学校に一回も行っていないので、遊び続けてしまう」といった声が出ている。

教師がオンライン授業の方法を知らないとは怠慢だ

休校中の学習を進める切り札がオンライン授業だが、これも課題が山積みだ。福岡県の私立雙葉中学校・高等学校ではYouTubeを使って授業を配信、課題をスマホで撮影して専用アプリで提出するなどの授業を進めているが、担当教師からは「面白いことをいっても、笑ってくれているかどうか不安」「1週間で200本の授業を作って配信するのは大変」といった苦労の声が聞かれる。

公立校の状況はさらに厳しく、オンライン指導を行っている自治体はわずか5%程度。進まない理由として、学校側には「撮影機材が揃っていない」「動画配信に詳しい教師が少ない」、家庭側には「パソコンやタブレットの購入、ネット環境整備にお金がかかる」といった問題が指摘されている。

キャスターの立川志らく「オンライン授業が必要なのは今。来年、再来年になったら学校に行けばいい。今できないのならやってもしょうがない」

鴻上尚史(作家・演出家)「タブレットを買うなどの経済的問題は補助を出すべき。タブレットは貸すだけでもいい」

西村博之(2ちゃんねる開設者)「公立がオンライン授業をやらないのはおかしい。公立はお金がない人が行くところなのに、教育を受けられないとなると格差が広がる。配信が難しいというが、教師が新しいことを覚えられないのはおかしい。教材を作るのが難しいなら、他の学校の教材を見て参考にすればよい」

文・みっちゃん