きのう11日(2020年5月)は各地で真夏日となり、こうなると、外出時は必ずマスク着用と言われてもつらい。東京都港区で聞いた会社員は、上着を脱いで、汗を拭きながら「人があまりいないところは、外してもいいかなって」と話していた。

そう、これから夏に向かって心配されているのがマスク熱中症だ。東京曳舟病院の三浦邦久副院長はこう解説する。「(マスクをしていると)顔からの放熱量が普段より減り、熱中症になりやすい環境下に置かれているということはあります」

サーモカメラで見てみると、「マスクの中だけ赤くなっています」と堀池亮介アナがリポートする通り、息をするたびに口元の温度が上昇していた。呼吸とともに熱を放出して体温を調節しているのだが、これでは上がりっぱなしだ。

マスクの中は高温多湿、水分を欲しがらなくなる

さらに三浦副院長は、「マスクをしていると、(口や鼻は)高温多湿になっているので、体内の水分が減っているのに、体が(水分を)欲しがらなくなる可能性があります」と警告する。のどの渇きに気付きにくいというわけだ。

対策としては、いつも以上に頻繁な水分補給、襟元などを大きく開けて汗を蒸発しやすくして体温を下げるなどを意識することがポイントだという。ランニングでもマスクをつけろといわれているが、着用時はスピードや距離を8分目に抑えること。酸欠にもなりかねない。

カズキ