警視庁によると、新型コロナウイルス関連の110番通報は、3月(2020年)には約200件だったが、緊急事態宣言後の4月は約1300件に増えたという。「営業している店がある」「公園で子供が遊んでいる」などの通報が多いという。

「自粛警察」被害も相次いでいる。東京・高円寺のダイニングバーは「目隠しして営業か? それで協力金ももらうつもりか」という紙が貼られていた。その8日後、店のガラスが何カ所も割られていた。警察に通報したが、犯人は捕まっていない。同じ高円寺のライブバーにも同様の貼り紙があった。その日、無観客ライブを配信していたが、営業はしていなかった。

検査で陽性と判明した後、高速バスで山梨から東京に移動していた女性について、勤務先を特定するなど中傷が相次ぎ、根拠があやふやな投稿もされている。山梨県は「ネット上で誹謗中傷が盛んにおこなわれていることは、県としては承知している。ぜひとも配慮して頂きたい」と会見で要請した。

コロナを口実にうっぷん晴らしのネクラども

モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「自粛警察はよくないよね。今は国民全員がそもそも不自然なことをやっているため、限界が来ているのかもしれないですけど、頑張っている人もいるのだからやめてほしいですよ」

司会の加藤浩次「自粛警察はちょっと行き過ぎだと思いますよ。間違った善は悪になる。ルールを守って営業している店のガラスに石を投げるなどの行為をする人は、自分が間違った解釈をしていることを忘れないでほしい」

いや、正義感でやっているのではないだろう。営業自粛を口実に、うっぷん晴らしをしているネクラの犯罪者に過ぎない。