MF齊藤未月(前列左端)など若手が躍動する湘南が1位という結果に。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 若手を重用するには勇気がいる。経験が豊富でない選手たちを起用し、結果が出なければ、指揮官の立場が危うくなるからだ。だが、たとえミスを犯したとしても、経験を積まなければ若手は育っていかない。

 スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』は5月4日、世界の93リーグ、1292クラブの昨シーズンないし今シーズンを対象に、21歳以下の選手の出場時間割合ランキングを発表した。

 リーグ別では、スロバキアの29.0%がトップ。28.8%でニュージーランドとアイルランド、28.6%でエストニアやラトビア、27.9%でオランダのエールディビジが続く。
 
 欧州5大リーグでは、リーグ・アンの15%が最多。9.8%のブンデスリーガ、8.5%のプレミアリーグ、7.7%のセリエAと続き、最も少ないのはラ・リーガの7%だった。

 そのリーガをわずかに上回る7.1%だったのが、日本のJ1リーグ(数字は昨シーズン)だ。クラブ別では、22.4%で湘南ベルマーレが最多。2位のサンフレッチェ広島(12.3%)に大きく差をつけている。3位はサガン鳥栖の9.6%。もっとも少なかったのは、1.5%の名古屋グランパスだった。

 J1各クラブのU-21選手の出場時間割合は以下のとおり(数字は昨シーズン)。

22.4% 湘南ベルマーレ
12.3% サンフレッチェ広島
9.6% サガン鳥栖
9.0% ガンバ大阪
7.5% コンサドーレ札幌
7.2% 鹿島アントラーズ
7.0% 横浜F・マリノス
6.3% ジュビロ磐田
5.9% 清水エスパルス
5.8% フロンターレ川崎
5.7% ベガルタ仙台
5.4% ヴィッセル神戸
4.8% 浦和レッズ
4.6% FC東京
4.4% セレッソ大阪
4.3% 松本山雅
4.2% 大分トリニータ
1.5% 名古屋グランパス

 なお、全クラブでトップに立ったのは、ニュージーランドのウェリントン・フェニックス。93.3%という驚異の数字だ。一方、33クラブが0%を記録。欧州5大リーグではレバンテ、クリスタル・パレス、シェフィールド・ユナイテッド、ウニオン・ベルリンの4クラブが0%だった。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部