ロシアW杯を最後に代表での試合には出場していない本田圭佑。写真:滝川敏之

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 ボタフォゴでプレーする本田圭佑の呼びかけにより、4月29日から開始された「NowVoice」という音声コンテンツサービス。本田が経営するNowDO社とスポーツメディア「SPORTSBULL」を運営する運動通信社による共同事業で、“トップランナーと「声」で繋がる”というコンセプトのもと、長友佑都をはじめ、メジャーリーガーのダルビッシュ有、競泳の池江璃花子、テニスプレーヤーの錦織圭など日本を代表するトッププレーヤーが参加している。

 このサービス開始は、海外でも報道されたようで、本田は5月3日、自身のツイッターを更新し、『ジャパンタイムズ』が『NowVoice』のサービスを紹介する記事を引用し、「『元(日本代表)』とは書かないで、好きじゃない。 『ナショナルチャレンジャー』と書いて」と英語で投稿した。

 この投稿には、「ボタフォゴのサポーターにとって、あなたは決して元にはなりません!」という海外のファンからの声のほか、「本田圭佑選手は元では無く、今も『日本を代表する選手です』」、「“生涯チャレンジャー”と仰ってる通り、自分の思いを次々と体現されています。それは現在も進行形です」というコメントが寄せられた一方、「日本代表選手って意味ならフォーマー、元でしかないでしょ」、「現役の選手と区別するため。鋭敏になりすぎ」などの声も寄せられた。
 
 ボタフォゴでプレーする傍ら、サッカークラブの経営やカンボジア代表の実質監督への就任、さらには数十社に渡るベンチャー企業への投資など多方面で活躍している本田。日本代表については、2018年のロシア・ワールドカップ後、「これが僕自身にとって、ワールドカップ最後になる」、「4年後は考えられない」など代表引退ともとれる発言をしていた。

 このツイートの意図は何だったのか。いずれにしても、その発信力を見る限り、“日本を代表する”選手なのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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