非常事態宣言の大型連休が始まり、知事や市長も街頭に出て、外出自粛の呼びかけに必死だ。東京・武蔵野市の松下玲子市長と市職員はのぼりを立てて、スピーカーで「できるだけ外出しないでください」と呼びかけて歩いていた。これにかみついていたのが吉祥寺商店街連合会の花俣延博さんだ。商店街はほぼ3分の1が休業している。

花俣さんは「このままだとみんな潰れちゃう」のだが、例の補助金の申請手続きが煩雑だと訴えた。「国と都と市とあって、自分のところがどれに当たるかがよくわからない。テント張って、相談窓口を作って」という。これに松下市長は、「電話やオンラインで受けてます」。「オンラインなんてわかんない。役所の目線じゃダメ。市民の目線でなくちゃ」

伊良湖岬「恋路ヶ浜」は四つ葉クローバすべて刈り取り

 名古屋駅の新幹線の改札では、到着した乗客の検温をしていた。その中に、愛知県の大村秀章知事の姿があった。フェイスシールドとマスクで「不要不急の外出自粛を」と呼びかける。5月6日まで毎日やるのだという。

熱海市は斎藤栄市長と市職員ら約30人が神奈川との県境に立って、「今は静岡に来ないで」「この先、休業中です」などののぼりを立てて呼びかけを行った。さすがに車も少ないが、市長は「1日も早い終息に向けての行動になる」という。

気の毒なのが愛知県田原町。伊良湖岬「恋路ヶ浜」として知られる恋人たちの聖地だが、売り物の「四つ葉のクローバー」を観光協議会の人たちが刈り取っていた。これを目あてに観光客が来てしまうからだ。

司会の小倉智昭「とにかく、家にいましょう」