学校入学時期を4月から9月への変更を求める声が一部の知事や野党から出ている。「休校措置を5月31日(2020年)まで延長した自治体もすでにありますし、欧米は9月入学が主流です」と司会の羽鳥慎一が理由を伝えた。

9月入学にすれば「休校の遅れを取り戻せる」「留学もしやすい」(国民民主党のワーキングチーム)のだが、就活やスポーツ大会に影響する。ネットでは「9月入学なら夏入試なので、インフルエンザや積雪で受験できないリスクは解消する」「季節感がなくなる」と賛否の声があがる。

東京都の小池百合子知事はきのう28日(2020年4月)、「変更すれば混乱はするが、すでに新型コロナウイルスで混乱している。社会が変わるきっかけになる」と語った。

萩生田光一・文部科学相は「一つの選択肢としてシミュレーションはしているが、文科省だけで完結する話ではない」と慎重だ。

親は4月の人事異動で転勤、激増する学年途中転校

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「すぐに変更というのは拙速です。今の入試への不安といった目の前の課題を一つずつ議論しなければいけないですよね」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「僕はいい案だと思う。こういう時に海外に合わせるのもアイデアだ。日本ではゆっくり考えると何も変わらない」

学校の年度がわりだけを9月にすると、4月に親が人事異動で転勤になって、学年途中での転校が相次ぐだろうし、就学援助や児童手当の手続きともずれる。国のスタイルを大きく変える話で、新型コロナで大混乱しているときに、急いだ議論で決めるようなことではないだろう。今年だけ、学校の授業などすべての教育プログラムを6か月間モラトリアムにするというのはどうだろう。