古山裕一(窪田正孝)に関内音(二階堂ふみ)から「もう忘れてほしい」という手紙が届く。いてもたってもいられない裕一は、音に会うために豊橋に向かった。

音たちが夕食をとっていると、「お、お食事中、申し訳ありません。古山裕一ど申します」と突然男が現れた。これまで文通の交際だけだったから、音も初対面だ。「裕一さん?」

裕一「すみません。お、お、音さんからお別れの手紙をいただいて、どうしても会いたくなって、衝動を抑えられなくて、こごにいます」

こんな時でも、音に会った瞬間、裕一の頭のなかにメロディーが溢れだした。すぐに譜面に残しておきたい裕一は、「しばらく、ここに置いてくれませんか」と、音の母・光子(薬師丸ひろ子)に頼み込む。追い返すわけにいかず、一晩だけ泊めることになった。

あなたに会ったとたんに、メロディーがとめどなく溢れてきます」

音は裕一のいる屋根裏部屋を覗いた。「最後に書いた手紙は、本心なの。私のことは忘れてください」

裕一「あ、あ、あなたにお会いしてがら、浮かんだメロディーです。とめどなくあふれてきます。あなたは僕の女神です。どうか、ひとときでもいいので、お、お、同じ時間を過ごしてください」

音は裕一のまっすぐな視線を受け止めると、断ることができず、翌日、豊橋を案内することになった。

そのころ、裕一がいなくなった福島では大騒ぎになっていた。(総合あさ8時)