クラブ創設時のデザインに立ち戻る。この年、好調を維持した中村がリーグMVPに選ばれた。(C)SOCCER DIGEST

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■成績
2016年(J1):年間3位(22勝6分6敗)
ナビスコカップ:予選リーグ敗退
天皇杯:準優勝

【ユニホーム】
 クラブ創設20周年を迎えたことで「原点回帰」を合言葉に、1997年時に着用していた「ストライプ」の一着をリメイク。シンプルな縦縞模様は、フロンターレを象徴する青と黒の太いストライプが力強さを与え、差し込まれている白の細いストライプが柔軟さを醸し出している。

 また初のカップ戦用のユニホームを製作し、2009、2010年のデザイン「スラッシュ」をモチーフに。さらに人気コミック「宇宙兄弟」とのコラボ企画として無数の星が散りばめられ、国際宇宙ステーションがあしらわれた一着も登場した。

【川崎/1997〜2005年】懐かしの歴代ユニホームと振り返るクラブ史。黎明期を代表する一着は…

 
【戦績】
 風間体制最終年は抜群の強さを誇るも、あと一歩のところでタイトルには手が届かなかった。

 第1ステージは自力優勝の可能性を残した福岡戦をドローで終え、鹿島に逆転を許す。総勝点ではリーグ2位でチャンピオンシップに進出するもホームで鹿島に0-1で敗れた。

 そして大阪で行なわれた天皇杯決勝でも再び鹿島と対戦し、延長戦の末に1-2で敗戦。悲願のタイトル獲得は翌年に託されることになった。

 ただ、シーズンを通じて主役を演じたチームで、中村憲剛がリーグMVPに選出された。36歳での受賞はリーグ最年長の記録だった。
■成績
2017年(J1):1位(21勝9分4敗)
ACL:ベスト8
ルヴァンカップ:準優勝
天皇杯:ベスト8

【ユニホーム】
 コンセプトは、この年のキャッチフレーズと同じく「Paint it Blue 」。節目となる20周年を経て、クラブがまた新たな一歩を踏み出すにあたり、もう一度初心に戻り、一体感のある雰囲気を作り上げるための象徴となるよう、クラブ初となるフロンターレブルーを全身に配色したデザインが採用された。

 またACL用の一着には多摩川の流れをイメージしたグラフィックを使用。ダークカラーの限定ユニホームもあった。
【戦績】
 風間監督からバトンを受けた鬼木達新監督の下でついに悲願のJ1制覇を達成! ルヴァンカップでは決勝でC大阪に敗れ、ACLのベスト8では浦和に大逆転負けを喫するなど、紆余曲折のあったシーズンの最後には、最大級の歓喜が待っていた。

 首位の鹿島と勝点2差で迎えたリーグ最終節は勝利が絶対条件で、鹿島が引き分け以下に終わらなければいけないシチュエーション。しかし、大宮を5-0で下すと、磐田と対戦した鹿島が引き分け、得失点差で逆転。奇跡的な優勝を成し遂げた。

 最終節で自身プロ初のハットトリックを達成した小林は、リーグMVPにも輝いた。
■成績
2018年(J1):1位(21勝6分7敗)
ACL:グループリーグ敗退
ルヴァンカップ:ベスト8
天皇杯:ベスト8

【ユニホーム】
 リーグチャンピオンとして臨んだシーズンは、2001年から2008年まで着用していた「ツートン」を採用。クラブの歴史の中で長い期間着用していた想い入れの強いデザインで、「青」の部分はクラブとして積極的に行なっている地域活動やプロモーション活動の取り組みとして「優しさや安心感」を、「黒」の部分はチームが持つ「力強さ」を表現。片方だけではなく両方を突き詰めて、バランスの取れた、強くて楽しいクラブを目指す意味が込められた。
【戦績】
 一時は首位の広島に13ポイント差を付けられたものの、ロシア・ワールドカップの中断期を境に猛追すると、秋口に首位の座を奪還。アウェーのC大阪戦で敗れながら優勝を決めるややしっくりこない形での戴冠ではあったが、リーグ最多得点、最少失点を誇る、堂々の連覇だった。

 ちなみに連覇を果たしたのはリーグ史上5クラブ目。チームを牽引した家長昭博がリーグMVPに輝き、16年の中村、17年の小林と、3年連続でMVPを輩出した。
■成績
2018年(J1):1位(21勝6分7敗)
ACL:グループリーグ敗退
ルヴァンカップ:ベスト8
天皇杯:ベスト8

【ユニホーム】
 伝統的なフロンターレブルーをベースカラーに、胸部分には “川崎の鼓動(パルス)” を表現したグラフィックが施され、90 分を通じて上がり続けるスタジアムのボルテージを表わしている。
【戦績】
 元ブラジル代表のレアンドロ・ダミアンらを補強し、リーグ3連覇を目指したシーズンは、相手の“川崎対策”にも苦しみ、リーグ3位。悔しい結果となった。

 それでもこれまで涙を飲み続けてきたルヴァンカップを制覇! 新たな歴史も作った。
【ユニホーム】
 今季の新たな一着は、毎年、必勝祈願を行なうホームタウン川崎を象徴する寺社からインスピレーションを受け、伝統的な川崎ブルーに縦のストライプと幾何学的にパターン化された飾り金具を模したデザイン。

 またシャツの中には、ホームゲームの際、等々力陸上競技場に設置されている”川崎必勝だるま”が隠されているのもポイントだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部