Microsoftは米国時間2020年4月22日、Windows Terminal バージョン0.11.1121をリリースした。インストール済みの環境では自動更新、未インストールの場合はMicrosoft Storeから入手可能。公式ブログによれば、各言語へのローカライズなど多くの機能を追加している。

Windows Terminal上でAzureリージョンをアスキーアートとして表示・操作できる「ASCii VMSS Dashboard v2.0」(公式ブログより抜粋)

合字を含むモノスペースフォントの「Cascadia Code」が既定フォントとなり、Windows Terminalの配色を指定するカラースキームとして"Tango Dark"と"Tango Light"を用意した。また、コピーおよび貼り付けに用いるショートカットキー「Ctrl」+「C」キーおよび「Ctrl」+「V」キーは設定ファイルで定義されている。「Ctrl」+「Shift」+「C」キーなど異なるショートカットキーを用いる場合は、設定ファイルからの設定変更が必要だ。さらにHTML形式とRTF形式をコピーする設定「copyFormattingfalsetrue」を追加した。

バージョン0.11では、設定ファイル名を「profile.json」から「setteings.json」に変更し、既存環境では自動変更されるが、Microsoftは「Windows Terminalに多くの変更を加えたため、既存の設定ファイルを待避させた上で新しいファイルを自動生成。その後、設定内容をコピーする」ことを推奨した。

また、名前空間だった「Globals」やウィンドウを分割する「splitHorizontalsplitVerticalauto」の廃止や、「requestedTheme」から「theme」への改称も加わっている。たとえばウィンドウ分割のショートカットキーは既定で「Alt」+「Shift」+「+」キーおよび「Alt」+「Shift」+「-」キーが設定されいるが、変更する場合は設定ファイルに「{ "command": { "action": "splitPane", "split": "vertical"}, "keys": "alt+shift+plus" }」など記述すればよい。

ロードマップを確認すると、2020年5月のGA(一般提供版)提供は変わらず、新たな機能追加は2020年6月以降を予定している。なお、バグ修正など詳細は変更点はリリースノートを確認してほしい。

阿久津良和(Cactus)