◉ノーベル賞学者考案のガボール・パッチを使った眼トレ「ガボール・アイ」とは
1971年にホログラフィー(空間に立体的な映像を映し出す光学技術)の発明で、ノーベル物理学賞を受賞したデニス・ガボール博士が考案した視力回復法。「ガボール・パッチ」は「ガボール変換」という数学的な処理によって生まれた縞模様で、これを見ることで視覚野(見ることをつかさどる脳の部分)が刺激され、視力の回復につながる。「ガボール・アイ」で脳を刺激して視力がよくなるのは、世界トップクラスの研究機関でも証明されている。2017年には、『ニューヨーク・タイムズ』で「脳を鍛えることで老眼も近眼も視力が向上する」という記事が掲載され、全米で話題になった。

◉ガボール・アイのやり方
同じ形を探す:好きな縞模様(ガボール・パッチ)を1つ選び、その縞模様と同じ縞模様を全部見つけ出す。その後、別の縞模様を選び、同じ作業を繰り返し行う。この流れを、1回につき3分〜長くても10分を目安に行う。
※「ガボール・アイ」で不調を感じた場合は、中止してください。

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監修/平松類先生
二本松眼科病院医師。昭和大学兼任講師・三友堂病院非常勤医師。医学博士・眼科専門医。著書に『目が良くなる!! 10の眼トレ』(ぴあ)、『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)など多数。