新型コロナウイルスの陽性と判定され、軽症だったため自宅待機していた埼玉県の50代の男性が、体調が急変して死亡した。自宅待機は収容する施設がなかったためで、急激な症状悪化に対応できなかった。男性は今月11日(2020年4月)に38.6度の発熱と味覚障害、咳などに見舞われ、16日に陽性が確認された。一人暮らしで、毎日、保健所が経過観察をしていた。

20日夜に容体が悪化し、保健所は21日の入院を決めたが、当日の朝、倒れているのを訪ねてきた家人が見つけ、救急搬送されたが死亡した。

司会の小倉智昭「この感染症は急変するというのは、以前からいわれていました。本当は入院させるべきケースで、ある意味、医療崩壊でこうなったのかなと思います」

病院不足の埼玉県は感染者の半分以上が自宅

昭和大学の二木芳人・客員教授は「こういうことが起きるから、軽症でも無症状でも、自宅待機はダメと言っているんです。埼玉では、20日現在で、感染者676人のうち370人が自宅待機になっています。完全に医療崩壊です。どうしてもっと早くホテルなど確保できなかったのでしょうか」という。さらに、「埼玉県だけでは無理だと思います。東京のオリンピック施設とかも開放するなどして、早急に手を打たないと、同じようなことが繰り返されます」

三浦瑠麗(社会学者)「発症から10日経っているんですよね。自己免疫の暴走という解説もありますが」

二木教授「軽症というのは、肺炎がないということなんです。その後、肺炎を発症したのかもしれないですね」