理事4名とともに手洗い動画(Wash Your Hands)にも出演した村井チェアマン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは4月21日、「2020年度、第4回理事会」を開催し、その後、Webでの会見を行なった。そのなかで村井満チェアマンは、前日の20日に首相官邸を訪問して菅義偉官房長官と面談し、Jリーグとしてこの国難の時期に何かできることはないか、意見交換したことを明かした。

 村井チェアマンは、「Jリーグは56クラブ、39都道府県にチームがある。クラブハウスにはシャワールームがあり、電話応対などができるオフィススペースがあるところが多い。広い駐車場、人工芝を持っているクラブもある。医療スタッフがクラブハウスを利用し、屋外で仮設テントやプレハブなどで、PCR検査などに使える場合はご協力できないか提案、相談に伺った」と説明。政府からも前向きな返答があり、今後も継続して検討していくという。

「今後は我々としても、要望するだけでなく、何ができるのかという話も考えていきたいと思い、前日相談に行った内容を本日の理事会で話し合った。各クラブとしても、出来ることはぜひ強力していきたいという話になりました」
 
 Jリーグは今季、2月21日から23日の3日間でJ1、J2の全20試合を開催した。しかし、新型コロナウイルスの影響で、4度に渡って公式戦を延期し、再開日は白紙となっている。

「(再開に関しては)もはや我々単独で決められるものではない。色んな可能性も含めて検討していきたい」と語り、無観客開催などにも含みを持たせた。

 緊急事態宣言が出されて明日で2週間となる。Jリーグの今後については、23日に開催される、日本野球機構(NPB)と共同で行なっている第6回の「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、専門家からの答申を得て、詳細を詰めていくことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部