新幹線・特急の座席選びに関するアンケートを実施に関するアンケートを実施。人気トップは「中ほどの右側」で15%の人が選びました。中ほどの左側や最後列も人気の傾向です。それぞれの理由も寄せられました。

新幹線・特急 一番人気の席は「中ほどの右側」 理由は?

「乗りものニュース」では2020年4月13日(月)から15日(水)にかけて、新幹線・特急の座席選びに関するアンケートを実施。979人から回答が集まりました。


JR四国2600系ディーゼルカーの車内(2017年2月、恵 知仁撮影)。

新幹線や有料特急列車で座席がすべてあいている場合、あなたはどこに座りますか?」の質問では、次のような結果になりました。

・最前列の進行方向右側:6.6%
・最前列の進行方向左側:4.1%
・前方の右側:3.7%
・前方の左側:4.0%
・中ほどの右側:14.9%
・中ほどの左側:13.9%
・後方の右側:4.0%
・後方の左側:4.4%
・最後列の右側:12.3%
・最後列の左側:14.4%
・どこでも良い:5.8%
・その他:12.0%

 選ぶ人が最も多かった「中ほどの右側」(14.9%)の理由は、「揺れが少なくすれ違う列車が見える」(40〜44歳、男性)、「車輪の音がうるさくないから」(35〜39歳、男性)、「右利きなので」(40〜44歳、男性)、「前後出入口は人の往来が煩わしいから」(50〜54歳、男性)などです。

新幹線・特急 人気再最下位の席とその理由は?

 次いで多かった「最後列の左側」(14.4%)は、「後ろを気にせず背もたれを倒せる。列車のすれ違いの音で驚かない」(40〜44歳、男性)、「乗り降りや、トイレに行くのに最短距離。また左側は風景がみえる」(40〜44歳、男性)、「後ろに荷物が置けるので」(35〜39歳、女性)、「子供がぐずったときすぐデッキに出られるように」(40〜44歳、女性)といった理由が寄せられました。

 3番目の「中ほどの左側」(13.9%)は、「ドア近くより人が来ない、右利きなので左手側は窓に頬杖」(45〜49歳、男性)、「人の動きが少なく、対向列車が来ないので景色も良いから」(25〜29歳、男性)、「すれ違い時の衝撃が苦手。終点までなら真ん中でゆっくりしたい」(30〜34歳、男性)などです。

 選ぶ人が最も少なかった「前方の右側」(3.7%)は、「対向列車とデッキ出入口の電光掲示板が見やすいから」(25〜29歳、男性)、「通路の扉付近にある表示で、到着表示やニュースを見るため。最前部だと首が疲れ、最後部では見えなくなるためある程度前部」(25〜29歳、男性)、「対向列車とデッキ出入口の電光掲示板が見やすいから」(25〜29歳、男性)などが選ばれた理由でした。

 なお「その他」は、「最前列と最後列以外ならどこでも」(40〜44歳、男性)、「景色のよい側」(45〜49歳、男性)、「トイレに近い席」(25〜29歳、男性)、「喫煙ルーム近くだったらどこでも可」(45〜49歳、女性)、「電源コンセントがある場所」(40〜44歳、女性)、「車両中ほどで太陽が眩しくない側」(50〜54歳、男性)、「窓側ならどこでも良い」(30〜34歳、男性)などの回答が寄せられています。

アンケート実施概要
・調査期間:2020年4月13日(月)20時ごろから4月15日(水)10時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:979