新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出されている首都圏から茨城県へ、越境レジャー客が押し寄せ、地元住民は困惑している。初夏の陽気となったきのう15日(2020年4月)、「グッとラック!」が言ってみると、東京から車で約2時間の茨城・大洗町の海岸には、サーフィンや潮干狩りをする家族連れでいっぱいだった。駐車場には100台以上の車が停まっていたが、足立、所沢、川口、川崎などの県外ナンバーが目に付く。

東京・江戸川からサーフィンをしにきたという男性は、「3密には当てはまらないので、海の方はリスクはないのかなと思って」と話す。しかし、地元の男性は「今のこの状況は怖いです」という。飲食店で働く男性も「若い方は、マスクをしないで平気で歩いている方も結構多い」と困り顔だ。

大洗町でサーフショップを経営する小野瀬祐一さんは、「(サーフィンは屋外だとは言っても)ご飯を食べたり、コンビニに寄ったり、簡易トイレを使ったりもしますからね。大洗は年寄りが多く、小さな町なので、ここで感染が広がれば、医療の問題もあります」と訴え、自粛を呼びかけるチラシを車に置く活動をしている。大洗町はあさって18日から、ビーチに隣接する駐車場を閉鎖することを決めた。

地元住民「いつもは不人気県なのに、いま来るなよ」

茨城県守谷市のパチンコ店にも、開店前に多くの人が列を作った。駐車場には足立、柏、野田、春日部など県外ナンバーの車がずらり。このような状態に、ネット上では「県外から大勢押し掛けることによって感染者が増えるということが、なぜわからないんでしょうね」「茨城県、不人気の県と言われながら、なんでいま来るんだよ。いまは来るなよ」など、茨城県民とみられる投稿が相次いでいる。

大井川和彦・茨城県知事も「(緊急事態宣言の)規制対象となっていない所に、規制対象の地域から人が流れてきているという懸念があります」と訴える。

キャスターの立川志らく「いくら言っても、パチンコするためにわざわざ茨城県に行っちゃうとか、スポーツジムに行くとか、本当の筋肉バカです。人の命を奪うかもしれないという想像力が欠如している」

司会の国山ハセン「人の命に直結するということを、いま一度考える必要があります」