Jリーグ、今季はJ1参入POを開催せず…試合数によっては自動昇格が行われない可能性も

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 Jリーグは15日に臨時理事会を開催し、今シーズンのリーグ戦やクラブ運営についての決定事項を発表した。公式サイトで伝えている。

 新型コロナウイルスの影響で中断しているJリーグは、2020シーズンの大会方式変更や「Jエリートリーグ」の中止、そしてクラブライセンスとリーグ戦安定開催融資規程に関するそれぞれの特例措置を正式に決定した。

 今シーズンの大会方式に関しては、例年行われていたJ1参入プレーオフは開催せず、J2からJ1への昇格はリーグ戦上位2クラブの自動昇格のみとなることを発表した。また、今後クラブによって消化試合数が異なる可能性も考慮し「基準試合数」の導入も決定。「基準試合数」は全試合数の75%、かつ全クラブが50%の試合数(ホーム、アウェイ問わず)を開催すれば満たされるというもので、同条件が満たされなければ大会は不成立と判断。その場合、各カテゴリーの順位決定や昇格は行われず、賞金の授与や各種表彰も行われない予定だという。

 2020年3月末の開幕を予定していた「Jエリートリーグ」は、今シーズンは中止となることを発表。主な理由としては「新型コロナウイルス感染拡大による財務的な影響、またトップチームの試合開催延期により、Jエリートリーグの日程調整やチーム編成が困難になったこと」と発表している。

 そしてクラブライセンスの交付・取り消しや「リーグ戦安定開催融資規程」に関しては、特例措置の導入を正式発表。新型コロナウイルス感染拡大によるクラブの財務状況への影響が大きいことや、試合日程延期によりホームスタジアムの確保に支障をきたしていることを踏まえ、健全なクラブ運営をサポートしていく姿勢を示している。

 なお、今後も不測の事態が生じた場合は、理事会での協議によって決定していくことも併せて発表している。