スマホにモバイルバッテリーを合体させる! 簡単スマートなモバイル活用方法

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スマートフォンを利用する上で、必携の周辺機器としてモバイルバッテリーがあります。
スマートフォンの内蔵バッテリーの大容量化は進んでいますが、動画配信サービス、オンラインゲーム、ソーシャルネットワークに加え、テレワークなどでのオンラインミーティングなど、バッテリーの負荷のかかるサービスは増える一方です。さらに通信速度のアップにより通信量も増えるだけでなく、バッテリー消費も上がります。

スマートフォンの活用でモバイルバッテリーは必須にもなっていますが、問題もあります。モバイルバッテリーの大容量化で取り回しが面倒になってきたことです。
大型化したモバイルバッテリーとケーブル接続した状態のスマートフォンは、本来の手軽さにはほど遠く、使い勝手が低下します。
バッテリー内蔵ケースを使うという方法もありますが、スマートフォンを機種変更すると継続して利用できなくなるのが欠点です。

スマートフォンとモバイルバッテリーを同時に常用する方法はないものか?

そんな悩みを解消してくれるのが、シリコンバンドでスマートフォンとバッテリーを固定する方法です。
スマートフォンとモバイルバッテリーのサイズにもよりますが、適切な組み合わせなら安定した利用ができます。

今回は、iPhone 11を充電する方法を紹介します。
利用するモバイルバッテリーは「cheero Flat 10000mAh」です。

cheero Flat 10000mAhは、10000mAhと大容量ながらも、厚さ19mm、重さ190gと小型で薄型のモバイルバッテリーです。PowerDelivery 18W出力ができますので、PCも充電できるポテンシャルを持った高性能バッテリーです。iPhone 11より一回り小さいサイズのため、シリコンバンドでの固定にも最適です。


左からiPhone 11、cheero Flat 10000mAh、シリコンバッテリーケース Sinjimoru


使うシリコンバンドは、「シリコンバッテリーケース Sinjimoru」を利用しました。
使い方としては、モバイルバッテリーにシリコンゴムバンドを先に留めてから、iPhone 11を重ねて留めます。


バッテリーを固定した例



充電ケーブルを繋いだ状態


ケーブルは背面のゴムで留められますので、持ち運び時もコンパクトになります。iPhone 11とモバイルバッテリーを一体化できるので、手持ちでも使いやすく、鞄に入れても邪魔になりません。


ケーブルをまとめた例


注意点としては、カメラのレンズが隠れてしまうことがありますので、カメラを利用する際には、バッテリーをずらすなど、使い方を工夫する必要があります。
とはいえ日常的にモバイルバッテリーを利用するユーザーには、シリコンゴムでモバイルバッテリーを固定する方法はおすすめです。


執筆 伊藤浩一