テレビ東京の人気番組「出没!アド街ック天国」や、日本テレビの「秘密のケンミンショー」のような番組かと思ってみたら、なんだろうこのショボさは...。地方のケーブルテレビかと見紛うほどで、フジテレビもいよいよお金がなくなったか、と心配になるレベルだ。
ひな壇には、東京23区の中で各区を代表する1人がいるのだが、その顔ぶれに驚いた。いかにもギャラの安いタレントを寄せ集めてきましたという人選だ。たとえば、新宿区の代表がゲス不倫の元国会議員・宮崎謙介だったり、墨田区の代表が地元の商店街限定アイドル・ビューティーオクヤマという謎の人物だったり、目黒区の代表がMADOKAというものまねのコロッケの娘だったりというように。
納得できたのは、杉並区の阿佐ヶ谷姉妹と、台東区の浜口京子くらいのもので、こういう番組には必ずといっていいほど出てくる高橋英樹とか中尾彬レベルの大物感漂うタレントが一人もいないのだ。
最初のテーマは「私の区のランドマーク」で、港区なら東京タワー、墨田区なら東京スカイツリー、文京区は東大赤門...と発表していくのだが、それも映像ではなく写真で紹介するかたち。
新型コロナウイルスの影響で、4月スタートのドラマも当初の予定より遅れ、バラエティも収録出来ずに総集編で繋いでいる様子。テレビが非常事態だというのはよくわかるが、こんな番組を見せられるくらいなら、昔の名作を再放送してくれたほうがよっぽど有難い。
(放送2020年4月12日16時〜)

(白蘭)