鳥貴族(3193)、新型コロナウイルス感染拡大の影響に よる臨時休業への対応で「食事券」の期限を2カ月延長! 5月まで全店臨時休業を続ける影響などで株価は急落中

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 株式会社鳥貴族が、2019年7月末の株主を対象に贈呈した「食事券」の有効期限を延長することを、2020年4月9日に発表した。

 鳥貴族の株主優待は、毎年7月末と1月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて『食事券』を年2回贈呈」というもの。

 今回の発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う同社の店舗の臨時休業(全店を2020年5月6日まで臨時休業)に伴って、2019年7月末の株主に贈呈されていた「食事券」の有効期限を2カ月延長するとのことだ。当初の有効期限は「2020年4月末」だったが、「2020年6月末」まで延長される。

 ほかにも、外食産業では優待券などの有効期限を延長する企業が増加している。また、コロワイドのように、自社グループでの食事に利用できる「株主優待ポイント」を一時的に増額し、新型コロナウイルスの感染拡大によって冷え込んだ外食業界に活力を与えることを目指す企業も。今後、このほかの外食優待株にも何らかの動きが出てくる可能性があるため、注意して情報収集をしよう。
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鳥貴族の株主優待制度の詳細と利回りは?

■鳥貴族の株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
7月末・1月末 100株以上 食事券1000円分(×年2回)
300株以上 食事券3000円分(×年2回)
500株以上 食事券5000円分(×年2回)

 鳥貴族の2020年4月10日時点の株価(終値)は1415円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※株主優待は年2回、受け取るものとする)。

(100株保有の場合)
 投資金額:100株×1415円=14万1500円
 優待品:食事券2000円分
 株主優待利回り=2000円÷14万1500円×100=1.41%

(300株保有の場合)
 投資金額:300株×1415円=42万4500円
 優待品:食事券6000円分
 株主優待利回り=6000円÷42万4500円×100=1.41%

(500株保有の場合)
 投資金額:500株×1415円=70万7500円
 優待品:食事券1万円分
 株主優待利回り=1万円÷70万7500円×100=1.41%

 鳥貴族の株主優待は、自社店舗で支払いに使える「食事券」。2020年2月の段階で株価は一時2600円以上あったが、「コロナ・ショック」の影響により、4月3日には年初来安値の1190円をつけた。株価が急落して投資しやすくなっているが、同社は全店臨時休業を5月6日まで続けることを4月9日に発表しており、「コロナ・ショック」によって業績がどれくらい悪化するかは不透明なので、投資する前によく検討する必要があるだろう。

 なお、鳥貴族は全メニューを298円均一で提供する居酒屋チェーン。本社は大阪市浪速区。2020年3月6日時点で発表している2020年7月期(通期)の業績予想は、すべて前期比で売上高3.5%減、営業利益10.0%増、経常利益10.4%増。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大が今後の業績にどのくらい響いてくるかは未知数となっている。

■鳥貴族
業種コード市場権利確定月
小売業3193東証1部7月末・1月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
1415円100株14万1500円0.57%
【鳥貴族の最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2020年4月10日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。